北熊本駐屯地は陸上自衛隊第八師団司令部等が駐屯しています。敷地内には用廃となったLR-1やUH-1、61式戦車などが常設展示されています。記念行事としての展示は各種車両や臨時病院としても使われるエアドームなど。また動的展示として74式戦車が油圧サスペンションによる上下左右の姿勢変化を見せてくれました。航空隊からはCALFEX2007に参加したAH-1も地上展示されていました。
観閲式に続いて空挺降下と音楽隊によるチャイコフスキー序曲「1812年」の演奏。この曲は大砲の使用が譜面に指定されていることで有名で、今回の演奏では小銃隊の一斉射とFH70三門がその役割をこなしました。
訓練展示はレンジャーによる鉄塔に渡したロープを使っての綱渡り、鉄塔からのロープ降下に始まります。更にOH-6による空中偵察、バイク部隊による強行偵察、87式偵察警戒射の突入、各種装備の高機動車、コブラの航空支援、UH-1からのリペリング降下、74式戦車による砲撃など。
訓練展示終了後は観閲行進。頭上を陸自航空隊に続いて海自オライオン、空自のイーグルも航過飛行で華を添えてくれました。