航空自衛隊の後方部隊候補を教育する第3術科学校や、ファイターパイロットを育成する第13飛行教育団、芦屋救難隊を擁する福岡県芦屋町存在する基地。芦屋町はこの基地が大部分を占めているそうです。2009年には第5高射隊に、九州では初のペトリオットPAC-3が配備されました。
前日の予行は好天下で実施されましたが、夜半には雨も降り、当日朝は冷え切った曇天。例年は基地内に一般向けの駐車場も開設されますが、今年は海浜公園や競艇場など周辺にのみ設置され、徒歩もしくはシャトルバスでの来場になります。駐車場を分散した方が帰りの渋滞も多少は回避できるのかもしれません。プログラムは以下の通り。
0730-0845 T-4 天候偵察・PRフライト
0800-0845 UH-60J U-125A T-4 オープニングフライト(パラシュートジャンプあり)
0900-0915 T-7 飛行展示
0940-1010 T-4 訓練飛行展示
1010-1030 UH-60J U-125A 救難展示
1100-1145 T-4 大編隊飛行
1310-1325 F-4 模擬対地攻撃
1330-1340 F-2 機動飛行
1340-1450 ブルーインパルス
防府北基地からフライトインの第12飛行教育団は流石に教官パイロット。非力なT-7で鮮やかな飛行展示を見せてくれます。地元のT-4教育団も訓練飛行を模した展示とここならではの大編隊。
滑走路の制約からファイター系は全てリモートでの展示となります。今年は残念ながらイーグルの展示飛行は無し。しかし新田原から飛来したジェイソン、F-4ファントムが例年以上の回数繰り返してAGGを見せてくれます。築城で見せたらしい、ナイフエッジこそありませんでしたが。特に最期の航過はかなりの低高度。F-2も短時間ながら精いっぱいの機動飛行。
午後からは雲が薄くなり、ブルーの展示が始まる頃にはすっかり晴天。青空の元の一区分を見せてくれました。
これで逆光でさえなければ。来場者は約3万人だったそうです。
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