天気も悪そうですし、それほど気合いをいれて最前列を目指す事も無かろうと。
神楽酒造の西都工場臨時駐車場には6時半を過ぎた頃に到着。
7時前にシャトルバスが出発です。
半時間ほどで基地に到着、西の果てからエプロン目指しててくてくと。
花自動車2台が乗車場所付近で待機しています。
凝った造りです事。
既に天候偵察のT-4が離陸しています。
なんだかやたらと元気な飛びっぷりを披露しているのは気のせいか?
地上展示にRFがいたりアグレッサーがいたり。
エプロンにはファントムがずらりと列線をなしています。
まだまだ元気ですねえ。
おそらくはクロージングの大編隊飛行に備えてか。
格納庫内をぶらぶらと。
目を引いたのが、クラック発見体験。
機材を整備するのに疲労の発見は必須。
そのための検査工程を一部見させてくれています。
金属のクラック(ヒビ)を見つけるために、薬剤を浸透させて紫外線を照射。
傷があればそこに染み込んだ薬剤が反応して黄色く光って見えます。
但し実際のクラックはここまで見えやすいものばかりでは無く、
何度も繰り返し確認しなければならない事も多いとか。
クラックがあれば被害を避けるために修理あるいは交換が必要。
しかし誤判定は無駄な工数や費用をもたらす。
専門の資格を得た人が携わっても、やはり苦労があるようです。
エプロンがオープンしてからも、追加の地上展示機が飛来したり。
川崎重工謹製、BK117C-2ですね。
ユーロコプターとの共同開発機。
そうこうするうちに、オープニングフライトの機体が離陸を始めました。
イーグルとファントムはアフターバーナ焚きながら、救難も上がります。
…イーグルさんが一機、離陸上昇の途中でエアブレーキ上げちゃいましたが何か間違えた?
航過はUH-60の2機編隊から。
そしてU-125。
T-4、4機のダイヤモンド。
ついでファントム3機とイーグル6機の大編隊。
痺れますなあ。
この辺りから雨がぽつぽつと。
雨具を着込んでカメラバッグにカバーをかけてレンズにタオル被せて。
そうこうしている内に最前列の人が一部退避し始めたので前進してしまいます。
飛行教育航空隊23SQによる飛行教育展示と言う名目の機動飛行。
何処が教育なんだと言う元気な飛びっぷりです。
救難隊による航空救難と患者輸送のデモ展示。
お馴染のU-125とUH-60Jによる救難展示です。
ただしこのところ、救難後のデモフライトがちょっと大人しい気がするのが残念。
雨天のせいか、301SQのスクランブル発進は中止。
ついでファントムのデモフライトも中止かと思ったら、
こちらはしっかり実施してくれました。
雨降りしきる中でもご老体は元気。
そして、新田原でしかお目にかかれないアグレッサーの機動飛行。
2機で上がって、交互に機体を振り回してくれます。
午前中の機動飛行最期は、米太平洋空軍三沢基地所属のF-16。
雨天ですのでハイショーではありませんが、当然のごとくパワフルに見せてくれます。
途中で合流した友人共々、ここで格納庫に退避。
いっぱいかなと思ったのですが以外に空いています。
買い込んだひょうすん坊のおこわで昼食。
友人お勧めですがこれは確かに美味い。
ぼちぼちAH-1Sのエンジンがかかり始めたので、午後の展示開始か。
腰を上げて雨の中エプロンに向かいます。
6SQのF-2、301SQのF-4、そして陸自AH-1Sによる対地攻撃展示です。
陸自のヘリが空自の航空祭に参加して飛ぶのは珍しい。
3機種の連続した地上攻撃デモの後、予定では空挺降下。
しかしこの天気では空の神兵は姿を現す事能わず。
その後、珍しく74式戦車が走行展示。
しかしエプロンのかなーり向こう側でしたので、迫力には欠けまする。
最期の〆はF-4大編隊の航過飛行が予定さていましたが、これは機数減で実施。
但し、1機だけ上がったこのファントムがビックリするような低空でのパスを披露。
動画では撮り損なったのが悔やまれます。
飛行展示が始まる頃から降り始めて、終わると止むと言う勘弁して欲しい天候。
それでも飛ばすものは全て飛ばした新田原基地航空祭は終了。
一部の外来機のRTBを眺めつつ、シャトルバスに乗って駐車場へ移動。
広島への帰路につきました。
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