別名「人間」基地航空祭。
混雑の凄さが喧伝されているので敬遠していましたが、
土曜開催なら翌日帰れば良いだろうと思案して、初めて行ってみました。
公式サイトはこちら。
入間基地は国内最大級のエアベースとされています。
輸送機を中心にU-4, C-1, YS-11, U-125, CH-47J, T-4を配備。
戦闘機は保有しませんが、中部航空方面隊司令部が置かれる中部防空の要。
宿を池袋に取ったので、西部池袋線で移動。
臨時の0740発快速。
この時間なら座れました。
しかし朝から基地内は混みあっています。
大抵の航空祭は、最前列は兎も角朝一ならエプロン後方はゆったりしているものですが。
朝から既に人混み、です。
管制塔ほぼ真下、エプロンから一番下がったところに座り込む事にします。
離着陸を狙わなければ、少しでも人がまばらな場所を選びたい。
最初のフライトは飛行点検隊。
今では貴重なYS-11のFC型と、U-125。
紅白のチェッカー塗装の垂直尾翼を有する2機。
そして通称シルバーインパルス。
T-4による編隊機動飛行。
前席パイロットの平均年齢は50を越えているとの事。
T氏によると、シルバーインパルス今日の3番機さん、T-2ブルー最後の2番機さんだとか。
そりゃ腕が良いはずだ。
動画
シルバーインパルスの展示前に離陸したC-1と、U-4の展示飛行が続きます。
大型機の編隊は迫力。
しかし輸送機のくせにC-1の機動飛行…。
背中見せるはお腹見せるは。
流石にループだのロールだのはやりませんが。
おそるべし。
そう言えば、パラシュート降下って降りる当人が空中で開傘すると思ってたけれど、空挺降下は機体側から引っ張って開くの?
動画
救難展示は百里から派遣されました。
おなじみUH-60とU-125のコンビです。
U-125が先行して要救助者を発見。
その誘導でUH-60が現場に到着してホバリングからメディックがラペリングで降下。
担架で要救助者を吊上げて、その後メディックもヘリに戻って離脱。
リアルな現場はもっと困難な条件下なコトも多いのでしょうが、
その活動の一端を見せてもらいました。
続いてチヌークのフライトです。
CH-47が重りを二つぶら下げてぶんぶん飛び回りますが、
それよりアナウンスがノリの良い事。
この基地の航空祭での名物のひとつですね。
これで一等空尉だと言うから恐れ入る。
動画
そして岐阜から来たF-2は赤白の試作機カラーをまとった501号機。
がっつり機動飛行を披露して、そのまま岐阜へ帰投。
動画4
同じく岐阜からのF-15は、センタータンクを付けて岐阜から飛来。
そのまま機動飛行を展示して、ハイレートの後帰投。
動画
最後を〆るのは当然ブルーインパルス。
視程から、第2区分で展開。
しかし残すところ3課目で2番機がバードストライク。
ノーズの左側をへこませて、1番機にフォローされながらランディング。
展示飛行もそこで中止となりました。
青空のもとのハイショーだっただけに残念ですが、安全第一言うことでやむなし。
中止を聞いた時点で即撤退にかかり、それ程並ぶ事なく稲荷山公園駅で乗車。
電車の中から見た横断待ち、見渡す限りのヒトの波。
最終的には22万人の人出だったそうです。
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