毎年、4月のこの時期に実施される海上自衛隊航空学生の入隊式とその祝賀飛行。T-5によるアクロバットチーム、WHITE ARROWS の展示飛行もあるようです。と言う訳で今年もおでかけ。朝から基地フェンス際に行って見ると、周辺にも私が来た撮影場所にも既に待ちかまえている人たちが。皆さんお早いことで。
祝賀飛行は、海上自衛隊所属の各種航空機の航過飛行から始まります。トップバッターはTH-135。訓練用途のヘリが3機編隊で。
次いでSH-60。哨戒ヘリのこれはJ型か。現役の機数は大分減ってきていると思うので、敢えて晴れの舞台に出してきたのかな。
そしてMCH-101。掃海・輸送目的に使われるヘリです。同型機が「しらせ」に乗って南極まで遠征していることでも有名。
固定翼機はTC-90の3機編隊から。自衛隊装備の最初の他国供与としてフィリピンに渡った機種です。彼の地でも活躍せんことを。
US-2、言わずとしれた空飛ぶお船。外洋でも離着水可能な性能を持ち、他に換えがたい救難機として活躍しています。
哨戒機はP-3と続いて後継のP-1。やっぱりP-1は静かだなあ。
動画。
さて、9機のT-5がダイヤモンド編隊で航過、WHITE ARROWSの展示飛行開始です。5機と4機の編隊に分かれて、まずは5機編隊が正面から進入、ブレイク!
メインは次の4機。正面から入ってのクロス、低速機を後ろから追い越すアウトストリップ、ソロ機によるスティーブターンからのハーフクローバーリーフ、3機でのテイルチェイス・レイジーエイト、Wエルロンロール&シャンデル、上方開花(バーティカルブルーム)、ループ・エルロン・インメルマン、ローリング・コンバット・ピッチ、4機が合流するランデブー、そしてレインボーブレイクを見せてから、各機のローパスで〆。
動画。
最初はブラン・エール、そこからコールサインと同じルーキー・フライトに改名、更にホワイト・アロウズと新たな名前を得て、正式なアクロチームとして活動する海自の教官による自衛隊のもう一つの空の広報。今後の活躍に期待です。
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