海外からの帰国制限が緩和されて、3年ぶりに開催されるRIATにこれなら行けるかなと勘案。英国はオミクロンBA5による再流行の兆しは見えるものの、日本入国時の待機なしA区分。英国入国にも制限なし。帰国便出発72時間前までの検査で陰性が必要とされるくらいです。某T氏も行く気になってるようです。よし、その気になってみましょうか。
FRIATのチケットは2020年のMACH2を、値上げにもめげずにキャンセルせずに持ち越してるし、ホテルはSWINDONで昨年のうちに確保済み。あとは航空券だな、と検索してみるとたけーよ!最安で25万円とか前回の倍以上になってます。日系の航空会社で直行便だとエコノミーでも40万円とかなんだそれ。人員削減してるとかウクライナ侵攻の影響とか色々あるんでしょうが、かなりつらい。
経路を色々探してみたら、特典航空券が確保できそうです。往路はバンコク経由、復路はミュンヘン乗継。しかしロシア上空を飛べないのもあって時間がかかるなあ。有給は上司とひざ詰め談判でもぎ取りました。
英国出国前の検査は、当初2時間で結果の出るLAMP検査を空港で受けるようにすれば、日曜早めに会場を出て受検、その日の夜便で帰ることが出来るかなと思ったのですが。英国のことだし帰国を月曜朝便で設定。結果オーライで、いつの間にか空港でのLAMP検査がなくなってたり。検査を英国入国当日の朝に予約しました。帰国便の72時間前に入ってます。検査翌日の夜までに結果が出るPCR検査を2タミの出発エリアで。
出発の2週間ほど前になって、ヒースロー始め欧州の空港が大混乱なんてニュースが入ってきました。保安検査待ちの行列が建物の外までのびたとか、ロストバゲッジ続出とか、預けた荷物が引き取りできずに放置されてあふれてるとか。せめてもの対策でAirTag買ってみました。これを入れておけば預け入れ荷物の現在位置把握は出来るので、ロストバゲッジが発生した時のフォローは早くなるはず。多分。
バンコク経由便、チケットを取った時はコロナの治療に一定額以上を担保した旅行保険が必要でしたが、7月にはいってから任意加入に緩和されたようです。航空券発行の際に窓口で、特に条件ないですと言われて気がつきました。
航空券、ANAのオンラインチェックインで自宅で印刷してOKとあったのですが、広島空港で荷物を預け入れる際にこれだとバンコクからのタイ航空ではNGかもしれないからとのことで再発行。いやそれなら最初からそう言ってよ。
羽田から成田まではリムジンバス、タイまでは全日空便です。夕刻発で深夜着ですが、6時間ほどの飛行時間なので仮眠はあきらめて映画など見ながら。ここまでは隣が空席で割と快適。機内食も美味しい。
スワンナプーム空港は初めてです。トイレで用を済ませて水を買おうとしたら、200バーツ以上でないとクレジットカードは使えないと言われたり。違うお店は大丈夫でしたが、乗継だから現地通貨のキャッシュもってないってば。
ここからヒースローまでは、11時間半の長丁場です。狭いシートで寝苦しいなと思いつつ、それでもうつらうつら10時間近く仮眠した気分。タイ航空の機内食はまずまずいけるなあとか。
ヒースロー空港、日本人は電子入国審査で簡単にゲートを通れるはずですが、ゲートに並んだ人数を見て係のひとが有人ゲートに割り振ったり。いや、そっち一人しか対応してないから明らかに時間かかるぞ。こそっと電子ゲートに移動する人が出てるので、ちょっと真似してみたり。ところが悪いことは出来ないもので、読み取りエラーでやっぱり有人ゲートに行けと。ただしこちらは専用ゲートで少し処理が速い。「どこ行くの?」「Air Tattoo!」ですんなり通過。
さてPCR検査の会場はどこかいな。ExpressTestのオフィシャルサイトを見ると、DepartureのZone Aの裏側、とあります。んが、うろうろしてみても見つかりません。おっかしいなあと思って黄色いベストを着た空港の人に訊ねてみますと、ああこっちこっちとエレベーターへ。レベル0ね、エレベーター降りたら正面右側ね、と。どうやら検査会場、変わったのか一部閉鎖したのか。サイトの案内が間に合ってないようです。こういうこともあらあな。
ちなみに出国の保安検査待ち行列、確かに建物の外まで並んでました。
予約票のQRコードをスキャンしてもらって、パスポートの確認。喉と鼻腔両方で検体取るね、と言うことでよろしくです。どちらもあんまり奥までは綿棒いれないのね。5分もかからず終了。結果は翌日午前中に届きました。陰性ですOKですこれで帰国できます。でも咽喉鼻腔両方取ったのに検体は鼻腔だけになってるぞ。この辺適当だな。
結果のPDFをダウンロードしてMySOSアプリにアップロード。しばらくすると無事結果登録されてMySOSはブルー画面となりました。これで帰りの飛行機にも乗れるはず。
さて間に合うなら金曜日もRIAT会場入りしたいところですが、ここでCoachを選択したのが失敗だったか。予定時間通りにSwindonに着いていればシャトルバスに乗れたんですが、途中工事渋滞に複数個所で遭遇。シャトルの最終にはちょっと間に合わず。
仕方ないので荷物はホテルに預けて、Swindonを散策するなど。今までは、宿と駅とバスステーションくらいしか足を運んでいなかったけれど、結構広い商店街があるのですね。カフェとかモールとか本屋とかパブとか。
路面の補修をしているところにも遭遇しましたが、ちゃんと煉瓦を使ってるの。伝統ですな。
この日の夕食はパブで取ったり。
日曜はRIAT会場を3時過ぎに出て、ヒースロー到着は夕刻。ローカルホテルを巡回するバスで予約したこの日のお宿にチェックイン。ここは事前にオンラインでチェックインできたので、少しだけスムーズ。晩ご飯はホテルのレストランで済ませましょう。肉食いたい気もするけど10オンスとか言われるとちょっとでかいぞ。大人しめに、シーザーサラダとフィッシュ&チップスにしておきますか。オーダーすると、お店のひとに大丈夫か、と聞かれてしまいました。ホントに二皿頼むのかお前?え、なんかまずいの?もしかして量多いの?うん結構皿でかいよ。えーどうすっかなあ。じゃあ取り敢えずシーザーサラダ出てもらって、それ食ってから二皿目考えようか。
シーザーサラダ、分厚いベーコンが乗ってましたが生野菜だもの、食える食える。二皿目ゴー。
初めて英国に来た夜に食ったフィッシュ&チップスは、脂っこくて完食できませんでした。が、そのあとに食べたこのメニューはちゃんといけるのが多い。この日の皿も、さくさくカリカリふわっとしてて美味しくいただきました。ほろほろで、フォークとナイフでは身が崩れて食べにくいのが難点なくらい。満足。
翌朝の空港行きのバスは、予約は要らないから時間になったらフロント前に来れば乗れるよとのこと。しかし事前に確認した始発が4時ってのはT5行きなのね。T2行きは5時過ぎか。飛行機が7時前だけど、まあなんとかなるかな。
結果、かなり際どいことに。0504予定のバスは10分ほど遅れるとか、巡回した最後のホテルで大荷物抱えた団体さんが乗ってきて時間くったりとかで、ターミナル2到着は6時前。せっせと早足で歩いてルフトハンザのチェックインカウンターはどこかいな。一応オンラインチェックインはしてるけど、荷物のドロップインがあるしPCRの陰性確認とか日本の入国時に必要なアプリの確認とかあるし。長蛇の列これか?やばいかなと思った空気を読んでくれたのか、ルフトハンザの係のひとが時間を聞いてきます。0655のミュンヘン行きだとと答えたら、それはこっちに並べと多分優先列。隣にいたおにーさんも同じ便だったようで、二人まとめて突っ込んでくれました。さらに別の係のひとにリレーされて、チェックインカウンターにそのまま割込、すんませんご迷惑おかけします。ここで、PCR検査結果のPDFと、日本入国に必要なMySOSアプリの事前登録を確認。ちゃんと日本に行く人はこう言う対応しろと指示があるようですね、オンラインの画面見ながらチェックしてくれました。確認はすんなり通って出発ゲートへ。ここもスムーズで、無事通過してミュンヘン行きの便に搭乗出来ました。免税品とか買う余裕はなかったけれど。
海を越える国際便ですが、1.5時間のフライトなので機内食はなし。
ミュンヘン空港、ここも初めてです。意外だったのが乗継で保安検査がなかったこと。シェンゲン協定って英国不参加ですよね。いいのかそれ。あと面倒だったのが、空港のFree Wi-Fi。ログイン画面が出るのにやたら時間がかかります。しかもすぐ切れる。乗継待ちの間に、AirTagいれた預け入れのかばんが置き去りになってないのを確認することは出来ましたが。
ミュンヘンから羽田行きの便は、カザフスタンから中国、朝鮮半島上空のルートで12時間半。
行きも帰りも12時間前後のフライトってなかなか辛いものがあります。毎回これだとめげるかも。
羽田にはほぼ定刻に到着。ファストトラック、事前登録が若干面倒ではありますが、運用はがんばってるなあ。延々歩かされるのはあるけれど、アプリの登録画面を見せれば滞りなく水際対策をクリアできます。入国審査も無事クリアして、税関。ここで税関アプリを使おうとしたらちょっとだけ引っかかりました。税関の書類に記入する代わりにアプリで入力すればOKなのですが、専用機にパスポートとアプリが吐き出すQRコードを読ませる必要があります。QRコードはともかく、パスポート読み取りにエラーが出るったら。係のひといわく、光沢の反射で読み取りエラーが出やすいとか。何回かトライして成功しましたが、英国の電子入国審査機と言いこれと言い、光沢の設計ミスってないですか?
とまれ、無事帰国までたどりつきました。3年ぶりの海外遠征、コロナが治まってない状況ではあるけれど、何とか出来なくはないですよと言うことで、お疲れさまでした。
後日談。帰国して一週間ほどしてからふと思い立って接触確認アプリを見てみたら。ちょうど帰国便に乗ってる時間帯に感染者に接触したことになってました。発症はしなかったのでこれ幸い。
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