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2024/02/16

下総航空基地見学

 海自の下総基地を見に行きませんかをお誘いを受けて、二つ返事でOK。平日なので有給を確保して、前日仕事を終わらせてから夜の便で移動。宿に着いた時はけっこうへろへろ。こう言う疲れ方すると寝つきが悪いんだよなあ。案の定寝不足で当日の集合場所へ。レンタカーで下総へ向かいますが、事故渋滞があったり。

さておき、下総基地までたどりついて、まずは会議室でレクチャーを受けます。今日の予定、海自組織体系、教育航空団の組織・編成、下総航空基地概要等々。



さて見学の最初は、気象隊、管制塔、GCA。ただしここはカメラも通信機も持ち込み禁止。レンタカーに荷物を置いて回ります。気象隊では全国の組織、配備状況、気象隊の活動とアウトプット等を説明してもらいます。雲の観察は機会任せに出来る部分が少なく肉眼での観察が大事で、担当者の能力に拠るところ大であるとか。

管制塔、ここ下総ではエレベータがある!小月とか何ヶ所か管制塔の見学をさせてもらったことがありますが、いずれも階段で上がるしか手段がなかったのに。いやまあ8階も9階もあるんだからエレベータないと辛いよね。360度の視界、管制官の業務、滑走路と誘導路、駐機場、P-1に備えてエプロンの強化工事の説明など。

管制エリアの一階下は、ぐるり巡りながら360見渡せる回廊になっています。天気が良くて富士山も牛久大仏も奇麗に見えました。

そしてGCA。有視界での対応ができない場合などにレーダー等の情報で航空機を誘導する業務。生のレーダー画面を見せてもらうなど、現場のありようを見せていただきました。

正午、混雑を避けるために少し時間待ちをしてから食堂へ。金曜日の海自カレーを喫食。具沢山のカレー、少し甘口で、でも後味にスパイシー。堪能。御飯の盛りは各自で好きなだけ、と言う事で多分茶碗一杯半くらいのつもりだったけど思ったより多かった? お腹いっぱい。


午後からは見学の続きです。まずは格納庫でP-3C 77号機。


既に動くことはないはずですが、プロペラの下には入らないようにくどいくらい注意されます。回転翼機に近づく時の鉄則。ペラが動くことはないと思い込んでの事故もあり得ることですので。

機体の各所について。APUの搭載位置とか、ペラの回転方向とか、パイロンと機体中央には魚雷が搭載できるとか、探知器の射出孔とか、磁気探知装置とか、燃料タンクが主翼の中にあるとか、諸々解説つきでの見学です。






続いて整備部隊を見せてもらいます。機体を構成するジュラルミン材の僅かなクラックや腐食でも見つけての補修、切り抜いてパッチを当ててリベットで固定。形状は曲げ機や叩き出し。インパクトレンチやドリルなどの動力は全て高圧エア。足りないものは作ってでも補うなど。最先端の鍛冶屋さん、と言ったところか。



発電機整備。P-3CはAPU含めて4機の交流発電機を搭載しているとのこと。最重要な1番エンジン以外の3発につながっているそうです。整備した発電機は機体に積まれたのと同様の状態で運転して確認される。個人的にへええだったのは、交流発電機の寸法が最近のBEVに使われているモータとほぼ同じだったこと。ていうことはスペックもおおむね似たところにあるのかな。


エンジン整備、テストベッドを見せてもらいました。おおお、この架台に載せて、新気はこっから、排気ダクトはこっちなのねなるほど。で、こっちの部屋から制御すると。現物を見るとわくわくが止まりません。





最後、厚生センターでお買い物。自宅での保存糧食のストックに追加するストックライスを購入しました。


市谷ラベルの焼酎とホワイトアローズラベルの焼酎もココロ魅かれるものがあったんですが、荷物が増えるのも困るので今回は断念。

レンタカーに乗り込んで、撤収です。お世話になりました。

今回、X(旧ツイッタ)のフォロワー/フォロウィーさんが参加者におられたのねと後から気がついたのが文字通り後の祭り。次の機会にご挨拶させてもらえれば。

お疲れさまでした。

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