王立タイ空軍創立88周年記念行事 金曜日

 タイでは例年1月のこどもの日に空軍基地の開放行事が行われているそうです。まだ一回も行ったことない、出来れば年に一回くらいはまだ行ったことのないAir Show に行ってみたい、今年はちょっと大規模に開催されるらしい、と言う事で検討。うん、なんとかなりそう。

金曜土曜に開催されるらしい、場所はドンムアン国際空港と共用されている空軍基地、行き方がよく分からないけれど過去の開催では近くの空軍博物館からシャトルバスが出たらしい、と。まあ何とかなるか、で空軍博物館にMTRで行けるあたりに宿を確保。最初はFacebookにしかなかった公式情報もサイトが公開されて、外国人は事前に登録が必要だとか。会場のマップとスケジュールも出てきて割と親切。ただし直前に変更されたり、シャトルバスの会場内の乗降場所は分かるけどどこから乗るのかが不明だったり。これは、タイのニュースサイトで空軍博物館から乗れる旨掲載されたのでまあなんとか。

ホテルの朝食、チェックインしたときは朝6時からと言われたのに、当日行って見たら7時からと言われて困ったりもありましたが、宿を0730頃に出てMTRで博物館へ。ひとの列に混じって歩くと乗り場に到着です。事前登録でもらったQRコードとパスポートを提示して列に並び、5分ほどで乗れたのでまだ人がそんなに来てないのから。

0830にはセキュリティを通過して会場へはいりました。フライトは9時からの予定ですので充分。地上展示をつらつらながめたりしながら飛行開始を待ちます。

オープニングフライトの3機が姿を見せたのは0908。国旗のトリコロールカラーの3色スモークを曳いての登場です。その後に編隊航過。

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続いてグリペンが離陸。タイ空軍所属、尾翼に特別塗装を施した機体です。RIATでもお馴染みの派手目の離陸でスタート。雲底が低い天候の割には、機体を振り回してくれたように思います。

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次いで、中華人民共和国人民解放軍から八一飛行表演隊。ずいぶんと久しぶりに目にするチームです。昨今の情勢を鑑みて大陸中国には行かないと決めてしまったので。ローショーですが、がっつりフライトを堪能。

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や、か、ま、し、い、エンジンを始動させてF-35Aが動き始めます。先日のインドではF-35とSu-57が同席したり、トランプ大統領の影響か風向きが変わってきているのでしょうか。あんまり良いことばかりでもない気がしますが。

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この機体、グリペンに出来ることは全部できる、グリペンに出来ないことも出来る、そんな主張をしているような暴れっぷりです。あー、ハイスピードパスは追い切れなかった、無念。速過ぎるよ。

1時間あまりで三つの飛行展示。ここで小一時間休憩をはさみます。うろうろしていると、水とかお茶とかアイスバーとか無償で配ってるのに出くわしたり。これは大助かり。日本はまだ寒い時期なのでいきなり常夏の国に来て屋外で動き回ってるからほぼ確実に脱水起こしそうなのですね。水分きちんと摂らないと汗をかかなくなってあっという間にダウンしてしまいます。

予定よりちょっと早いのかな、スリヤキランがエンジンをかけはじめました。2017年と19年のAero India では消化不良だったので、ここで挽回したいと思ってここまで来たこともあり、期待するところ大です。

天気予報だとこの日は雨、特に飛行展示のある午前中はずっと雨だったのが、ここまでは曇りの状態でもっていたのがちょっとぱらついてきます。あー、でもなんとかなるかな。なると良いな。なってお願い。

Red Arrows のお弟子さん、的な見方をしてしまいますが、同じホークを使い同じ様な科目で展示飛行を見せてくれるこのチーム。スタートは当然会場後方からの編隊航過です。そこから、会場から見える範囲で隊形を組み替えながら水平旋回。更にソロのアクロを組み入れながらの飛行展示。雲底が低い中でも可能なフライトを見せてくれました。

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今日の飛行展示はここまで。さてシャトルバスの乗り場はどこだっけとひとの流れに沿って歩いていきます。なんか違うかなと思って交通整理の人に聞いて見ると、うんこっちだよと。そうかこっちで良いのかいや待て基地の外に出ちゃったじゃない。目の前にMTRがあるから帰り道分かるけど。なんだかなあ。

ついでに空軍博物館で涼みがてら展示をながめて少し体がラクになったところでホテルに戻りましょう。明日は飛行展示が午後まであるから、無理は禁物。お疲れさまでした。