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2012/09/15

「しらせ」境港一般公開

二代目しらせ、全国巡業のひとつで境港港に来ていました。
広島からですと3時間半の距離ですので、ちょっと見に行ってきました。

夢みなと公園の臨時駐車場にクルマを停めてシャトルバスで港湾エリアに移動。
バスは大型5台マイクロ6台を用意したそうですが、乗車待ちは30分ほど。
しかし現地にトイレは無いから先に済ませてねってのはちょっと辛いかも。

先代はちょっと離れた浜田港での公開時に見ましたが、更に大きい。
新しい分きれいです。
艦内の照明もソケットに蛍光灯が入ってました。
流石にLEDではありません。
先代の公開時はツアーがあって艦内を案内付きで見て回る事が出来たのですが、
今回はそれは無いようです。
運用する自衛官の方も忙しいですしあんまり無理は言いますまい。
予定では1200-1300は昼休みになっているのですが時間だからと切ってしまう事なく、
港湾エリアに来た人についてはそのまま公開してくれてました。
ありがたい限りです。

空荷のせいで喫水が上がっており、
乗降用のタラップの角度がかなり急になっていました。
写真は階段ですが、見学客用のタラップは段のない滑り止め付きの斜面。
うっかりすると滑ってしまいそうな急斜面。

艦橋の後ろにはコンテナ収納スペース。
クレーンで吊って、ガイドレールに沿って貨物コンテナを計56個積めるそうです。
甲板に重いもの積んだら重量バランス大丈夫かなと思ったのですが、
機関も重いし艦内に貨物倉がありますから余計な心配ですね。

飛行甲板は護衛艦のそれと雰囲気が似ていなくも無い。
いや、はるかに広いですが。

しらせは搭載ヘリとしてCH-101を2機搭載可能ですが、
1機は修理の目処が立たず当面2号機のみの運用となっているそうです。
文科省の予算も厳しいんですねえ。
但し、民間の小型ヘリをチャーターして使う事もしているそうで、
知恵を絞って少ない予算をやりくりしているとの事。

因にCH-101は翌日の海上自衛隊岩国航空基地祭で展示されていました。

前部甲板に回ると、貨物倉の大きなフタ(前後二分割)と、
貨物を出し入れするためのクレーンが。


ぐるっと回って階段を上り、艦橋へ。
左に副長席、右に艦長席。
先代と同じくラッパもここに鎮座しています。
先代では55°まで傾きました、と言う記録がメーターに記されていましたが、
二代目の艦橋にはそれはありませんでした。
艦の構造や減揺システムのおかげか、
3度ほど暴風圏を通過したけれど22°までしか傾かなかったので、
表示していないそうです。



船室や集会場を兼ねた食堂などを見つつ、艦外へ。
最後に全容を見て終了。

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