フランス空軍の誇るアクロバットチーム、パトルイユ・ド・フランスの60周年を記念して、サロン・ド・プロバンス空軍基地で開催されるエアショーです。広島からですと東京経由でシャルル・ド・ゴール空港、更にマルセイユ空港へ。T氏とは成田-パリ便をご一緒に。氏はオルレー経由で一足先に現地入りです。接続が悪くてシャルル・ド・ゴールで4時間ほど待ち。この時期のフランスってこんなに寒いの? 外は雨とは言え待合室もかなり寒いです。上着を預けたカバンに入れたのは失敗。
N氏とここで遭遇。マルセイユの空港からの足をシェアしようかとの提案をされて、即乗ります。バスでも良いけど時間かかりますしね。で、小一時間のフライトでマルセイユへ。ここから乗ったタクシーはアウディ。しかし後席に3人乗るとちょっと狭いぞ。半時間ほど走ったところで大渋滞。基地周辺はえらい混雑のようです。土曜日は関係者だけの招待らしいですが、なんでこんなに混むんだか。諦めて私はここで降車。N氏の宿は市街地なので、一端お別れ。2km弱を歩いて予約した宿へ。
パトルイユ・ド・フランス塗装のマジステール。基地の外に展示されてますからゲートガードとは言えないか。
宿では12時前で部屋の用意がまだ出来てないとの事でしたが、荷物を置かせてもらって出かけます。昼食は近くのマクドナルド、そこそこ混んでますが何とかなるかな、と。Easy Orderなんて自動機が設置されています。言語も仏語だけでなく英語も選択可(流石に日本語は無い)。画面から注文を入れると厨房に伝達されて窓口で受けとり。しかしカードでの支払い機が仏語だけで、ここでちょっとはねられてしまいました。なんかミスしたんだろうなあ。結局受け取りの際に現金で支払い。
基地南側に回り込むのに使うバス停を探して歩いていると、突然の雨。そう言えば天気予報、時々雨だった。うっかりポンチョは宿に置いたカバンの中。帽子と薄い上着だけでしのぐのはちょっと辛い。
一時間に一本しかないバスの停まるバス停を見つけて一安心。本番と同じなら午後のフライトは14時からだから1339発のバスで充分だと思ったら。いきなりの轟音。ミラージュの2機編隊がフライトを始めたのを確認すれど、ここからではどうしようもありません。えらく低いなあ。格好良いなあ。
ぼーっと見てるとバスが来たのに気が付かないところでした。乗り込むときに1ユーロ払って、でも釣り銭が無いのか0.1ユーロは返ってきません(料金は0.9ユーロ)。日本のバスのような降車ボタンも、アメリカで乗った時に見た引っ張る紐も見当たりません。どうやって降りるのを知らせるのかなと思ってたら、バス停にそろそろ近づいた頃になんかアラームが鳴りました。降りるよーっと意思表示をしたらどうやら通じたようです。
基地に向かって歩くと、ここでまた雨。木の下で雨宿りしてると、クルマで待機している人が(多分)後ろに乗らないかと声をかけてくれました。ありがたい限りですが、すぐに移動したいのでお礼だけ言って遠慮しておきます。小雨になって移動するとちょっと盛り土があって高くなっているところがあります。現地の人が何人か。便乗させてもらって、待機。
まずはパトルーラ・アギラ。スペインの空軍大学教官による7機編成のチーム。編隊機動が美しい。
見晴らしはそこそこ良いんですが、電線がちょっと邪魔。フライトが途切れた合間に更に前進。明日の駐車場になるらしい広場がありますが、ここも回りの木が邪魔になります。フェンス際まで人がいるようなので、そこまで行ってみましょうか。そんなに混んでもいなさそうですし。
パトルイユ・スイスがフライト開始。F-5を使ったスイス空軍のチーム。
ここで某T氏と再遭遇。しかし寒いねえとか言いつつ、最後のパトルイユ・ド・フランスまで一通りのフライトを堪能。
イタリア空軍、フレッチェ・トリコローリ。欧州アクロチーム御三家の一角。
リモートでA400が飛来。用途としては自衛隊のC-2と同等の輸送機。
そしてフランス空軍から、ダッソー・ラファール。エネルギーコントロールが上手いのか、速度の落ちない迫力の飛行展示。
そして、トリを飾る主役の登場。御三家の最後、パトルイユ・ド・フランス。
欧州のアクロチームはカラースモークを奇麗に使います。
コークスクリューの外側を更に2機が逆方向に回ってます。
戻りのバスにも充分間に合う時間です。基地周辺が渋滞しているのでバスも遅れるかと思いましたが、意外に定刻。T氏とは途中までご一緒して、また明日。
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