龍Q館とか防災地下神殿とか言われてますが。盆地形状で低位な埼玉県の中川。綾瀬川流域の洪水被害軽減を目的に作られたのが首都圏外郭放水路。5つの縦坑と調圧水路、それらをつなぐトンネル、巨大な排水ポンプなどからなる巨大な防災設備です。平均で年7回程度水を取り込んでおり、構築に2300億円ほどかかったとされていますが充分もとが取れたんでないか知らん。
団体で予約取れるけど参加するかいとお誘いを受けて乗ってみました。そのうち行きたいなーと思ってた設備のひとつであったので。
時間までに集合。係のひとの説明を聞きます。龍Q館横から調圧水槽に下りる階段まで徒歩で移動。そこから120段弱の階段を下りて地下へ。階段昇降中は危ないので写真撮影は禁止とな。分かるけどそこも撮りたいがまあ仕方ないやね。
職場に行く階段が137段だったかな。それより少し少ないくらい、たまに歩いてるのでまあ何とかなるくらいではありました。
降りてから、再度現地の説明を。貯まる土を見学時には人力で処理したりとか、多くなると地上から重機をクレーンで降ろしてがっつりかき集めたりとか、へー。見学可能なエリアは土をのけた範囲、ロープで区切ったところまで。第1縦坑のだいぶ手前ですね。そりゃそうか、危ないもの。
地下の見学時間は20分ほど。しかしこの広大さはなるほど神殿と呼ぶにふさわしい壮大さ。見応えがあります。惜しむらくは、縦坑に近寄れないこと。
見学を終えて、再度階段で地上へ。上りはたしかにちょっと足に来ますが、地下部分の気温が低いのでまあなんとか。
重機を降ろすのはここからクレーンで吊下げるそうです。
お疲れさまでした。調整水槽以外を見るコースもあるようですので、また来てみたいものです。
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