英国渡航、往路

 去年は成田からタイ経由でしたが、今年は仁川経由のいつものアシアナ。が取れたのに、ウクライナ戦争の影響で仁川発時刻が前倒し、同日福岡を出る便が乗継不可になっちゃいました。どーすんのこれ、と予約した旅行サイトに連絡。関空発なら同日便で間に合うのだけれど、その変更はできないとな。前日夕刻の福岡発しかないかあ。なんとか変更できて、そうなると有給も前日午後休を追加申請。すんません、ボス。

夕方自宅を出て福岡へ。福岡空港もいつの間にか自動化ゲートが設置されてたのね。これは便利。多少ディレイがあったけれど福岡仁川便は無事フライト。ただし暑かったせいか若干脱水起こしたかな。余り気分がよろしくないなあと思いつつ、ついうっかり仁川でいつものくせでtransferゲートを通過してしまいました。あー、空港近くに宿取ってたのに。んー、2タミのトランジットホテルは…満室か。出られないかなーとひとつだけ開いてたinfoデスクに聞いてみたら、アシアナのサービスカウンターが開いてたら手続きできるけど今閉まってるから無理、とな。一晩ここで夜明かしですかそうですか。ドライウェア着込んでるから大汗かいてもすぐ乾くのと汗臭くなりにくいのだけが救いか。

仮眠エリアも当然ながらいっぱいで、隅っこのカーペットスペースでかばんを枕に仮眠。この歳でこれは結構しんどいけど次の日も移動だけだからなんとかなるか。

寝不足でぼーっとしたまま、ようやくオープンしたラウンジでシャワー浴びてちょっとだけすっきり。朝飯を取り込んで、出発に備えます。

中国上空が混んでる、と言うことでこの便も約1時間遅延。離陸後、ロシアとウクライナ上空を避けてかなーり遠回りの航路は14時間半、流石に長い。念のため付けてたKF14マスクは耳が痛くなるし。映画4本見て仮眠してようやくヒースロー。流石に疲れました。

ヒースロー入国も自動化ゲートがありますが、過去複数回失敗してます。パスポートを読み取ってくれず、その都度有人ゲートで手続き。今回は如何に、と思ったら意外にスムーズに通過。おお、やれば出来る子だヒースロー。

いや当たり前だけどね。ここから先の行程では買えない可能性があるので空港の売店で水を購入。汗かきの体質だから水の入手は結構な死活問題。ぐぐるマップだとReadingまでバスを使えと出てくるけど信用せずにヒースローエクスプレス。coachもいいけど渋滞すると遅くなるし。Padingtonで乗り換えてGWRでSwindonへ。疲れてるけど寝たら駄目寝たら駄目と自分に言い聞かせつつ、何とか無事に到着。

さーこっから予約した宿までは歩いて10分ほど。バス乗り場を通り抜けて車道の下を通る通路を通って左へ…。あれ、TESCOまで来ちゃったぞ？え、ここの歩道封鎖されてる？看板を見るに工事中の模様。車道含めて全部通行禁止なの！？どこ通ればいいの？

気を取り直して、マップを眺めて迂回できるのかな。都合30分くらい歩いてようやくホテルへ。玄関閉まってたけどインターホン鳴らして開けてもらって、ようやくチェックイン。あー、布団に寝られるの44時間ぶりくらいか。英国も遠くなりにけり。