土曜日、ホテルで朝飯食ってから出立…って、朝食スペースが狭いせいか混んでますのね。15分くらいしてから出直してこいとな。素直にしたがったのが間違いで、15分後は更に並んでるとかなんだそれは。むしろこのまま待ってた方が早そうだなと思ってたら5分くらいで席が回ってきました。朝食バイキング形式ですが、定番の焼きトマトとベーコンとソーセージと玉子とカットフルーツにヨーグルト、トーストは焼くのが面倒なのでクロワッサンを選択。あ、皿がいっぱいなので豆は遠慮しとこう。
カメラバッグ背負ってさて出かけますか。って、結構な雨ですな。仕方ないからバス乗り場まで雨具を着込んで歩きますか。前を歩いてる同業者らしき人、そっち行くと通行止めではないのか知らん。いや、行けるのか?付いてってみようか。あー、ここ通れるのか。TESCOの横に出てくるのねなるほど。
バス乗り場に着くと、結構な行列です。それでも15分ほどで乗車。バスの中では念のためサージカルマスク。走行中のバスの車窓から外を眺めていると、なんだか空が抜けてきました。あー、晴れてきちゃった。善き哉。
1時間弱で到着。今年も来たぞ、Fairford。ゲートまでの距離は、思ったより近く感じるが降り場の設定変わったのかな。しかしゲートの入場列は長いのか。。よく見ると、最外の2列が荷物のない人用、そのひとつ内側の2列が小さな手荷物の人用、最内の2列がでかいかばん持ってる人用か。では真ん中へ。
ハンディなスキャナで身体回りをチェック。せからかばんをチェックする…と思ったら、カメラバッグかじゃあそっち行けって言われて。そっちって、え、そのまま行っていいの?よく分からないままかばんを開けもせずに通ってしまいました。なんだそれ。
さーてFRIATエリアはどこかいな。いつもの場所にいつものスタンドが。専用ゲートでeチケット見せて入場。サービスデスクで正規のチケットとカタログと今日のプログラムと、ギフトのペンセットを頂くなど。あー、割とのんびり来ちゃったからもうそろそろフライト始まるな。地上展示見てる時間はなさそう。
展示飛行のトップバッターはアギラ。スペインのアクロチームです。あれ、今年は編隊着陸はなし?
次はF/A-18C、フィンランド空軍。レガシーホーネット、可変ノズルもないし操縦系統も特殊なことはないはずなのに、なんで欧州のこいつらはこんなに変態的な機動をやらかすんだろう。絶対おかしい。
動画。
T字型尾翼の練習機ですね、SK.60。スウェーデン空軍から。Team60、ではないのか。
異機種の2機編隊、いずれも垂直着陸の出来る艦上機です。最新鋭のF-35Bは英軍、Harrier IIはスペイン海軍。編隊での航過飛行の後、それぞれ会場に低速の遷移状態で進入してホバリングを披露。Harrierも充分うるさいと思っていたけれど、較べるとやっぱりF-35Bは更にや か ま し い!!!。
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フランス空軍の誇るラファール。まー相変わらずくるくるとよく動くこと。あーでもこの機体に限らず、最近マイナスGでの機動飛行が増えてきた気がします。見えない方向に機体を持っていくんだから絶対やりたくないと思うけど。
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Gripenはチェコ空軍。ちっさいしあんまりパワー感はないけれど小気味よく軽快な機動を見せてくれる機体です。たのしー。
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このタイミングで本命が出てきました。英空軍から、欧州三大アクロチームの一角であるRed Arrows。あれ、7機ってことは1機足りない?なんかあったのかな。編隊での離陸の後、会場後方から進入して展示飛行の開始です。いやっほー!
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イタリア空軍、Eurofighter F-2000A Typoon。「ユーロ」ファイターの名が示す通り、4ヶ国による共同開発のマルチロール戦闘機。この後継機の開発に日英伊の三ヶ国で当たるとされています。今回の展示飛行は垂直尾翼に100周年の特別塗装を施した機体です。
動画。
T-346M Master。イタリア空軍の採用した練習機。空自がイタリアまで視察に行った時に見せてもらったとか、メーカーのアエルマッキが空自に売り込んでるとか言われてます。果たしてT-4の後継に採用されたりするのでしょうか。この機体もTyphoonと同じ意匠の記念塗装機でした。
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右手から進入して来た2機は、MC-130JとCV-22B。模擬空中給油のデモを披露してくれます。
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オスプレイはそのまま展示飛行。固定翼機モード、遷移モード、ヘリモードで目の前を航過してくれました。
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Belgian Falconの登場です。RIAT に登壇するF-16は各国特徴的な塗装とフライトをみせてくれるのですが、この機体もまた然り。なんだこれはと思うような機体の振り回し方。思わず笑ってしまうような飛びっぷりでした。
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さーてこの辺で昼飯にしようかな、と席を離れてまずは用を足そうと。雨、です。降り出したなと思ったら大雨。なんだこれはー!取り敢えず屋内に避難。当然皆さん考えることは同じで、混雑することしきり。これはちょっとたまらんなあ、と言うことで雨具を着込んで外へ。多少小降りになってきたし、空いてるところで食事を取りましょうか。BBQ Pulled Pork、フライドポテトかライスを選べます。揚げた芋はカロリー高過ぎな気がするのでご飯を選択しますが、英国風豚丼と言ったところですか。一応紅生姜ものってます。細切りじゃなくてかなりでかいけど。
イタリア国産の攻撃ヘリ、AH-129D Mangusta。ぶんぶんと振り回してくれます。
午前中に飛んだHarrierが、再度離陸。雨降った直後なので、盛大に水しぶきを上げながら。米軍も英軍もF-35Bに代替したので、元気に飛んでるところをみられるとは思っていませんでした。かんどー。
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再びの模擬空中給油、ドイツ空軍のA400MとTornado IDS/ ECR。A400から2機への給油。
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続いてTornado同士のBuddy Refuelも。これは初めて見ました。
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緑と白の2トーン塗装のHawk、Saudi Hawksが離陸します。サウジ版red Arrowsと言ったところでしょうか。編隊でのアクロ科目が中心。多機での交差やコークスクリューなど見応えがある展示です。
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HC.6と呼称される英空軍のChinook、相変わらずの暴れん坊っぷりです。後部デッキを開いてのお手振り、年によって両手だったり片手だったり、今年は前者でした。2足歩行での前進後退もちゃんと見せてくれます。
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英空軍から更に続いて、Eurofighter Typhoon FGR.4、英国国旗をあしらった特別塗装機です。曇天を背景にアフターバーナーが映えます。
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HH-139救難デモ、イタリア空軍。一端着陸して救難員を降ろし、ついで要救助者をホイストで吊り上げ。終りかと思ったら、国旗を掲示しながら航過!イタリアですな。
動画。
さあもっかいGripen。今度はスウェーデン空軍。そろそろ撤収を考えて下に降りて見るとしましょう。上段のシートより離着陸は見えにくいのですが、立ってる方が写真は撮りやすいんだな。地上での360旋回もきっちり展示してくれます。
動画。
プログラムを見る限り、戦闘機系の展示はこれが最後のはず。アクロチームも今日はもうないよな。さくっと撤収しましょうか。Swndon行きのバスに乗るべくてくてく歩いてると、なんかジェットのエンジン音。
え?なに?アクロチーム上がった?アルフルサン?今からやるのか!
仕方ないので歩きながらぼちぼち撮影するなど。
シャトルバス待ち列、これで良いのかな?念のため先頭まで行って係のひとに確認。OKOK、大丈夫だけど最後尾の表示が欲しいねえ。3台連続で来たけれど目の前で満員。後続が来るのに30分ほど待つことになりました。展示を最後まで見てたひとは更に長い列に並んだらしく、やっぱり大変だな。バスは1時間弱でSwindon到着、宿にはいってほっこり。
データ吸い出しとバッテリーの充電をセットして、晩飯は宿のレストランでいいかな。そこそこリーズナブルなセットメニューもあるみたいですし…。うん、お値段リーズナブルなだけあって、ギネスが生でなくて缶だったり、メインディッシュが冷凍だったり、解凍が足りてなかったりしましたが(流石に換えてもらった)、ささいなことささいなこと。
TESCOで水その他買い出しを済ませて、日付の変わらない内に充電も完了。明日に備えてお休みです。
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