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2017/02/17

AERO INDIA 2017 初日

木曜から有給取って、広島-羽田-シンガポール-ベンガルールと移動。ところが羽田発便が「タイヤ交換のため出発が遅れます」と言う珍しい事態に。しかもそれが理由なのか、出発を取りやめた乗客がいたためその人の荷物を下ろすのに更に時間を食って遅延増大。シンガポール便に間に合うのかなとか。
タイヤ交換動画。



チャンギ空港ではANAの地上職員の人が待っていてくれました。何年か前のクアラルンプールみたいに走らされるのかと思ってたら、カートに載せてもらってスカイトレインまで移動。カートに乗るの初めてでした。あら、チャンギのスカイトレイン、ポケモンのラッピングですのね。

ANAの職員さん、それじゃA19だから分かるよねとゲートの大分手前で見捨てられました。ここはゲートごとにセキュリティがあるので、せっぱ詰まってる時は優先させて欲しいんですけどそこまではやってくれないのね。まあ何とか間に合いましたけど。しかし、ジェットエアウェイズの人にANA発券のボーディングパス出したらこれ半券無いぞとか言われるし、色々あるものです。結局そのチケットは破棄されて半券付きのチケットを新たに発行、ただし手書き!何なんでしょうね。

ジェットエアウェイズは機内サービスもユニークで、ドリンクを配る時に注文を受けてカクテルを作ったりしてました。トマトジュースにジンだかウォッカだか入れてタバスコぶち込んでたり。そのせいでやたら時間がかかること。3列進むのに10分以上とか。
ジェットエアウェイズのデザート、日本語が書かれた明治のヨーグルトでした。

それでもうたた寝したりしながらベンガルール到着。事前に申請していたe-tourist visaで無事入国。荷物を受け取ってインドルピーに両替したところ、現金でなくなんかカードでくれたんですけど。ATMでどうとか言われて、いやよく分からんぞと言ってみたところお兄ちゃんが案内してくれました。電子マネーなんですか。カード入れて封筒に入れてもらった用紙記載の暗証番号で引き出すと。まあこれならごまかしとか起きにくいだろうけれど、面倒だぞ。

タクシーでホテルまで移動。会場近くで安いのは良いんだけれど、安過ぎるよなあと懸念してたのが的中。部屋にタオルが無いとかシャワーのお湯がほぼ水だとか。タオルは言えば持ってきてくれましたが。まあお値段なりと言う事でしょう。

さて明けて当日、宿の朝食もまあこんなもの。タクシーはフロントで頼んで10分ほどでやって来ました。よろしくと乗り込んで、運転手さん切り返しで方向転換。据え切りしてる時になんかやな音しませんでした?降りて確認して、あーやっちゃった的表情を。なんだどうしたと自分も降りてみると、これは何とした事か。左の前輪が内側に倒れてます。ナックルかストラットをやっちゃったのかな。いかんせんこれでは走れません。フロントの人にもう一度タクシーお願いする事になりました。

距離はそんなにないんですが、基地周辺は大渋滞。一番近いのがゲート1。ここでは車を止めるなと言う状態で降りられず。ゲート2まで来ると、ビジネスビジターこことか書いてあったのでここで降ろしてと頼んで、ちょっと過ぎてから降車。ゲートの受付でビジネスビジター購入したよの用紙を見せると、ゲート1へ行けとな。あら、そっちで良かったのか。

ゲート1から入って、セキュリティ手前の受付で用紙を提出して無事パスを入手。これがあるとパビリオン等にも入れます。てか、外国人はジェネラルビジターのパス買えないとの事なんですが。

セキュリティを通過して会場内へ。

掲示されてる会場案内を念のため撮影したり。

いやゲートの案内とか会場レイアウトとかプログラムとか、事前に公開されてないのはとても不便なのです。プログラムは会場内にも掲示が無いですし。

ケンペゴウダ国際空港の飛行制限案内から、多分フライトは1000−1200と1400−1700であろうなと見当はつくんですがそれ以外の情報一切なし。まあ多分そんなものだろうと踏んで、パビリオンを冷やかしたり地上展示を見て回ったり。10時ちょっと前にエプロン地区まで行くと流石に最前列はいっぱい。ここは日本の航空祭と似ていて、地上展示機が目の前にあるので離着陸も見えにくいし最前列にそんなにこだわらずとも良いよなあ。ここでtwitterフォロワーの某N氏と遭遇したり。

最初のフライトは、円板状では無く棒状のアンテナを背負ったAWACS。エンブラエルの機体をベースに自主開発したものだそうです。
写真。


動画。

次いで離陸するのがTejas。これもインド国産の多目的な軽戦闘機。空母からの発着が可能な海軍型も開発するそうです。
写真。




動画。

その次は、おおスホーイだ。Su-30MKIですか。やっぱり豪快ですなあ。あーしかし、本家やMKMほどの変態的機動は見せてくれませんですか。
写真。




動画。

複葉機が上りました。ウィングウォーカーです。おや、よく見るとパフォーマーが2人です。この辺りはブライトリングと違うところ。
写真。

動画。

さてこのチームはなんだっけ。単座のプロペラ機4機のチーム、Yakovlevのアクロバットチーム。アナウンスも良く聞き取れず。統率の取れた良い演技を披露してくれます。
写真。


動画。

そしてお馴染の米太平洋空軍からF-16。アジア圏どこでも出張してくれますねえ。ちょっと霞んでいるのが残念ですがきっちりハイショーを見せてくれました。
動画。

クジャクの塗装を施したヘリが4機でアクロを披露。HALのDhruvを用いたサラン(孔雀)ヘリコプターチーム。
写真。



やたらと交差が多い。





動画。

グリペンもエアロインディアに参加してるんですね。この軽快なデルタ翼機、結構好きです。
写真。




動画。

HAL HTT-40。開発中の練習機。流石にそんな派手なフライトは見せてくれません。
写真。


動画。

こちらはピラタスのPC-7。
写真。



動画。

そして今日一番見たかった、スーリヤ・キラン。使う機体は以前のHJT-16キランからHAWKに変更されました。まだスモークも使いません。某T氏に伺うと、いずれは9機編成の予定とのこと。会場後方から編隊での進入とか、レッドアローズみたいです。
写真。







 動画。

お昼は屋台を適当に選んで。サンドイッチとコーヒースムージーみたいなので350ルピーって高すぎないか? しかし飲み物にコーヒー頼んだら、あれかこれかと訊かれたけどよく分からなかったので適当に答えたらこれだったんだけど、ちょっと失敗したかと不安だったのは内緒。インドは飲み物に入ってる氷も腹具合的に結構やばいと聞いてたので。幸い何事も無く済みましたが。

そう言えばバーキンの屋台が出てました。


地上展示をつらつらと。
Tejasの海軍型。

こちらは空軍仕様。


MiG-21 BISON。

MiG-29 UPG。


メリケン海軍のポセイドン。存在感あります。

HAL製、Light Utility Helicopter だそうです。

同じく、Light Combat Helicopter。

そう言えばインド空軍もミラージュ2000持ってるんですね。

ジャギュアだ。これ見るの多分初めて。

Mi-17V5、でいいのかな。

この虫みたいな顔はハインド、輸出仕様のMi-35ですか。

スホーイさんがぶら下げてたブラモス。

なんか写真撮ってる。

午後のフライトは、多少順序が違うようですが内容はほぼ午前と同様。あれ、F-16が飛ばなかったのか。14時から切れ目なしに17時まで延々と飛びっ放し。陽射しはきついけれど、風があるので大分過ごしやすいです。LIMAやシンガポールのように熱中症で倒れる事はなさそう。それでも水分摂取2Lを越えましたが。塩タブレットも順調に消費。

救難展示、ほとんど見えず。

ピラタス PC-7。
写真。



動画。

グリペンです。
写真。



動画。

インディアン・スホーイ、Su-30MKI。
写真。




動画。

もっかいヤコブレフ。
写真。






よりによってここでクロスするか。










動画。

やっぱり地元民に大人気のテジャス。
写真。



塗装、はがれてるの?

動画。

国産軽攻撃ヘリ、ZP4601。
写真。

動画。

目指せアローズ、スリヤキラン。
写真。










動画。

欧州勢も負けていません。ラファール。
写真。






動画。

もっかいウィングウォーカー。
写真。




この機体のスモークって、よく見ると固体燃料みたいですね。

動画。

3機で上った他の2機は編隊で機動飛行を見せてくれます。片方はピッツかな。もう1機はなんだろ?よく分かりません。違う機種ですが奇麗に合わせた演技を披露してくれます。
写真。





哨戒機、再度。


ヘリのアクロチーム、Sarang(孔雀)。
写真。










動画。

結構疲れたぞーっと歩いてゲートから外へ。
あ、こんなのも展示されてました。
アドバンストホーク。本来練習機ですが軽攻撃機としても使えるのかな。

グリペンデジタル迷彩。

ゲートガード。

出口はゲート3が専用の様です。出てから邪魔にならなそうなところでUBERを呼び出し。10分ほどで来てくれました。宿に帰って、データの吸い出しと充電のセットをして、晩飯でも食べようかと外へ。台湾辺りだと地元の人が行くようなお店に入ってみたりもするのですが、インドは食あたりが怖いと散々聞かされていたので多少は小奇麗なお店を探そうかなと。1軒見つけて入ってみますと。えーっと、ベジタリアン専用ですかそうですか。付近には他にそそられるお店が見つからず。

仕方ないのでホテルに戻ってそこのレストランへ。メニューは野菜系とチキンと玉子料理など。チキンのチャーハンとスープと、と頼んでみますと、チキン無いよと言われてしまいました。えー、メニューの過半が駄目じゃないですか。何か時期的なものでローカルなしきたりか何からしいです。すげえ悲しい。諦めてタマゴチャーハンとトマトスープ。もう一品くらい頼みたかったけどタマゴばっかりでもなあ。スープはホットで美味し。チャーハンも思ったよりボリュームもあってほろりぱらりの上出来でした。うむ、これならまあよしとしましょう。寄ってきた蚊を2匹ばかり撃墜したのはおまけ。

部屋にエアコンはついてるけどリモコンが見当たらないのはなんでだ。まあ夜は涼しいので天井のファンを回しとけば充分安眠できるけど。

しかしエアロインディア、外国人はビジネスビジターチケットを買えとか、チケットごとのゲートとか、会場案内とか、フライトのプログラムとか、そう言った案内をサイトに出して欲しいなあ。

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