デリー空港国際線乗り継ぎ

乗り継ぎの予定は以下の通り。

エア・インディアAI173　バンガロール - デリー　21:10発23:55着

全日空 NH828　デリー - 東京(成田)　01:25発12:45着

乗り継ぎ時間は90分で充分と踏んでました。しかし後で調べてみると国内線から国際線への乗り継ぎには85分必要とな。そりゃ最初からぎりぎりだったのね。

そもそもバンガロール空港で驚かされたのが、バンガロール-デリー間の便が国際線扱い。国内線のセキュリティ通ろうとしたらこれ違う、国際線へ行けと言われてびっくり。そりゃAI173はデリー経由でサンフランシスコへ飛ぶ便だけど。早めに空港に来といて正解でした。

しかしこの便、特に説明もなしにディレイしてくれます。行きでシンガポールからバンガロールまで乗ったジェットエアウェイズが定刻きっちりに離陸したのとは大違い。45分遅れでデリーについて、沖留めでバスに乗ってターミナルに足を踏み入れたのは0050、搭乗時刻ですよ既に。

過去、マレーシア航空や全日空では乗り継ぎに遅れそうな時は地上係員が待機、迷わないようさくさく誘導してくれていましたが、エア・インディアはそういうサービス一切なし。コネクションフライトはこっちの表示を頼りに急ぎ足で移動。入国カウンタで係員に捕まって、チケットをチェックされてこっち行けと。

国際線乗り継ぎの表示を見失って、近くの警備の人にチケット見せて訊いたらこっち行けと言われたのは国内線乗り継ぎ。更にその先のインフォメーションでは、あそこのエア・インディアのHカウンタへgo!とな。そこの係員にチケット見せると、これはANAのチケットだからインフォに行ってチケット替えてもらえと。いやそこで聞いたらここに行けと言われたんだけどらちが明かないので再度インフォメーションへ。同じ人に再度どーすりゃいいのと訊ねて見ると、その人じっくりチケット見直して、あ、これはあっちだと。示す先には確かに国際線の表示。焦らず見渡す余裕がないと駄目だね。

出国審査では行列を飛ばさせてもらって、ごめん時間ないの許してと最前列に割り込み。髭のおっさんが顔面に大汗かいて頭下げて勘弁してもらいます。係の人、まあ落ち着け深呼吸しろとな。ご親切にどうも。

セキュリティ、ここも大行列。銃持った警備の人に、時間がないの何処が早いかとチケット見せると、一番奥に行けとな。なるほど搭乗員用の優先レーンです。ここでもすみません入れさせてと割り込ませてもらいます。いやもう周囲に迷惑かけまくり。荷物をチェックに通してゲートくぐろうとしたら、待て待てスマホも出せと言われてからポケットにiPhone入れっ放しに気がつくくらい焦ってます。

目指すゲートは20番。この時点で正規の離陸時刻5分前。これは駄目かなと思いつつ、最後まであがいてみようかと大汗かきかき小走りで。あれ、20番ゲート前にまだ人がいっぱい並んでますよ？　もしかして間に合った？

どうやらNH828、こちらもいくらかディレイしたようで。大助かり！ぎりぎり間に合いました。搭乗時にちょっと待てと言われて待機させられたので、もしかして遅くなったから席無いのかと思ったら、預けた荷物の積み込み確認だったようで。ちゃんと積んだから安心しろと言われました。

乗り継ぎでここまで際どかったのは初めてです。翌日足が筋肉痛でした。