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2017/08/13

徳陽艦と飛虎将軍廟

台南に、退役した駆逐艦が繋留されて展示されていると言う事で見に行ってみようかと。元はアメリカ海軍のギアリング級駆逐艦、DD−837 Sarsfield(サースフィールド)。1945年に就役して77年に退役、その後台湾海軍に就役して「徳陽」として2005年まで現役であったそうです。2009年から台南の定情碼頭徳陽艦園区に繋留され、記念艦として展示されるに至る、と。

台鉄の台南駅でキャリーバッグを行李房に預けます。おばちゃん、一日$30だよと言って引換券を渡してくれますが日付も通し番号もないぞこの札。まあ良いけど。


徳陽艦まではタクシーに乗って20分ほど、200ドルちょいでした。おお、威風堂々。メリケンでミズーリとかアラバマは見たけれど、駆逐艦クラスを見るのは初めてか。ゲディズはフリゲートだからもう少し小さいのよね。

艦首側から眺めて、記念写真を撮ってる人たちがいるので終ったら前からの写真を撮ろうと待ってたら、シャッター押してくれないかと。はいはい、お安い御用で。しかし最初に撮ったのは今一つだった様でもう一回お願いとか。いや構いませんとも。

前からの写真を撮って、さて$50を支払ってタラップを上ります。

公開しているのは、主甲板とその上3層に渡る上甲板。全部主甲板から回っていくと、5インチ38口径の主砲が鎮座していますが、現在公開されている兵装はこれも含めて現役時代のものでは無いそうです。使えるものはもったいないから別の艦に回して別のものをどっかから持ってきちゃったらしく。まあそれらしく見えるようになっているだけだそうな。






本来積んでたのはII型だけどそれは降ろしてI型を展示してますって。

まあ私なんてその辺り全然詳しくないのでふうむそうなのかと思うくらいでして。台湾におけるこの艦の扱いも、歴史的遺産と言うより万人に親しまれる軍の旧施設的扱いなのかなあと言う気もします。記念撮影スポットだったり。

この日も艦上で数人の女の子がコスプレ撮影なんてしてましたし。確認してから一枚撮らせてもらったけど公開して良いかは聞いてないので載せません。

ここは上るなと。

艦長室とか。結構広いです。
専用のトイレとシャワー室があります。

酒保?

通信室。

ここでコスプレ撮影してました。

火器管制室。

CR-201多連装ロケット。

ヘリ甲板、狭くない?

厨房。

ここにも記念撮影スポットが。

艦長席。


ぐるーっと見て回ると結構な時間になります。降りてからトイレに行くと、何やら大きな表示が。徳陽艦服務中心、coming soonですとな。集結在地良食、軍式文創、特選伴手体、珈琲軽食、等々ですと。なるほど、観光の目玉に使おうと言う算段ですか。て言うか09年から今までやってなかった方がもったいなかろうに。

ここからは再びタクシーを呼んで、次は飛虎将軍廟に移動です。台南に来たからにはここもお参りしておかねば。第二次大戦中、撃墜された杉浦兵曹長が、集落を避けて脱出を遅らせ、その後パラシュート降下したものの戦死。後に現地の方が村を救ってくれた事に感謝して奉ってくれていると言う廟です。管理人の方にご挨拶して、お線香を一本上げさせてもらいました。ちなみに昨年、ご神像が日本に里帰りしたなんてことが話題になったりもしました。

再度タクシーを呼んで、台南駅で荷物をピックアップしてから高鐡台南へ。新幹線で台北へ移動。明日に備えます。

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