ちなみに岡南飛行場は元々岡山空港として設立され、しかし滑走路の短さなどからジェット時代には適合できず、小型機の拠点として今に至るそうです。
現地到着は朝9時過ぎ。エプロン地区開放はオープニングセレモニーの後らしく、結構な行列が出来ています。開会はなんとも関係の偉いさんのご挨拶がみっちりと。いやまあ地元の大切なイベントですからね、そう言うのも大事ですよね分かりますとも。
地元の小学校の金管合奏と共に、ゲートオープン。何処ぞの航空祭のような開門ダッシュは無く、割りとのんびりと最前列確保。しかし目の前に展示機がいるので視界は今一つですな。ついでに空模様も今一つ。
あら、目の前の陸自のOH-6、よく見えるように向きを変えてくれたんですが、2人いれば人力で出来ちゃうんですね。脚の下に車輪を入れて、テールをよいしょと持ち上げて。これは珍しいものを見たのかも。
これを入れて転がします。
動画。
プログラムでは0945から岡山県警航空隊の「わしゅう」の訓練展示とありますが、これは変更されたとオフィシャルサイトの方で告知されてました。飛んだのは2機のグライダー。片方が牽引して離陸するのかと思ったら、どちらもモーターグライダーなのね。それぞれにテイクオフ。いつぞや丘珠で見せてもらったようなアクロバティックなデモではありませんでした。
天気予報では晴れから曇りだったのですが、何だか空が暗い。ぽつぽつと雨滴が落ちてきたり。雨具を持ってきてないのでひどい降りにならなかったはまだしも幸運であったか。
10時を過ぎて、お目当てのウイスキーパパ、一度目のフライトです。ナレーションも初っぱなから煽ります。離陸直後の低いところからいきなり機体を持ち上げて捻ってくれました。やいやいや流石。しかし展示機の陰になって上手く撮れません。無念。雲底が低いので、テールスライドのために上昇すると機体が見えなくなったり、条件は最適ではありませんがその中できっちり見せてくれる辺りは流石。バーチカルキューバンエイト、インメルマンターン入れずに上半分はマイナスGでやるんですね。びっくり。
写真。
動画。
地上でのイベントは、はしご車による救助訓練を展示。管制塔で火災発生の想定で、シグマ型と言われるはしごを有するはしご車が地上からはしごを伸ばして2人の要救助者を管制塔から地上まで降ろして見せます。
救助中。
動画。
次いで、岡山市消防局の救難ヘリ、ももたろうの救難展示。これは先日の笠岡と同じ内容ですね。2人の救難員がラペリングで降りて、要救助者を2人、独りずつ吊り上げての救助。しかしももたろう、自衛隊のUH−60に比べると小型ですが、安定したホバリングを見せてくれます。
こちらもこの飛行場を拠点にしている岡山県警察航空隊のヘリコプター、わしゅう。県警ヘリの展示飛行って、浜松の航空祭で静岡県警のを見た事があったかな。アグスタA109、確か機体も同じではなかったか知らん。機体番号が110番なんですね。水平航過から八の字旋回、更には観客の方にまで回り込んでくれましたが良いのかそれ(笑)。勿論見る方としては大歓迎。
写真。
県警ヘリがアクロを!
ではありません。たまたまカメラとの角度でこう見えてます。
動画。
午前中のフライトはここまで。地上展示のワコーを見たりしてから、屋台で昼飯の買い出しを。空自の航空祭程には混んでいないので、海鮮丼を買うのにも並ばずに済みました。いや、屋台によっては結構な列が出来てはいましたが。
地上展示をちらほら。
午前中の教訓から一応は学んだつもりで、少し滑走路から距離はありますが地上展示機が邪魔にならなさそうなところに陣取って昼飯。あ、ここで某R氏と遭遇。氏も早朝から出てこられたようでご苦労様です。
午後のトップバッターは、再度のわしゅう。んーと、午前中よりちょっと大人しい?
写真。
動画。
岡山県消防防災航空隊からは赤い塗装のヘリコプター、きび。ベル412って、UH-1と似てるなあと思ったらその原型機の発展型なのか。こちらも救難展示の後、ちょっとした機動飛行を見せてくれました。
写真。
動画。
さて2回目のウイスキーパパ。離陸直後のくるりん、一応撮れはしましたが、これを流して撮ろうと言うのは私には無理だなあ、そこまでの腕がない。全然足りない。移動方向が一定でないからカメラの流し撮り機能にも頼れないし。
しかし午前中よりは雲も高いし、内海Pも相変わらずサービス精神旺盛に高く低く見せてくれました。
写真。
動画。
ウイスキーパパ、来週は築城基地の航空祭でフライトを展示してくれるようですが、残念ながらそちらには行けず。氏の今年のフライトはこれにて見納めです。
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