エプロンに入ったところでファントム9機編隊が。これですよこれ。同日開催の築城と悩んだ揚げ句にこっちにした最大の理由、ファントム・ネストとしての面目躍如。9機の大編隊、迫力ありますなあ。これで晴れてさえいてくれれば。
次のフライトの前に、コンバットブレイクからのランディング。3機、2機×3で全機無事着陸です。
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小松から来ている306飛行隊、ゴールデン・イーグルスの機動飛行です。離陸直後の低いところから捻ってくれます。黒竜に比べて黄金鷹は大人しいと言われる事もありますが中々どうして。良いじゃあないですか。
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次に上がるのは尾白鷲のファントム。この部隊は以前那覇にいた頃にも見に行ったよなあ。垂直尾翼のでかい部隊マークはいまやこの302飛行隊のみ。ロービジ何て何処の世界の話だと言いたげな格好良さ(実任務としては不利なんですが)。模擬対地射爆撃を披露、入れ替わり立ち替わり突っ込んでくれるので実に楽しい。背景の暗さは如何ともしがたいのですが派手なベーパー出まくりで見応えあります。
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さて百里救難隊の救難展示。お馴染み、U-125Aの探索行動、救難物資投下、UH-60Jからのラペリング降下、ホイストによる救出と一連のレスキュー動作を見せてくれます。いつもながら澱みのない動き。毎回、何処の航空祭で何度見てもどの部隊も安定した展示って、その背景として実任務においてきっちり対応出来るだけの訓練をこなしているからこそなんでしょうねえ。日本における救難最後の砦。頼りになります。
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ちょっと時間が空いたので昼飯の買い出しを。屋台をつらつら眺めて、お弁当を購入。ちと寒いので暖かいものを食べたい気もするのですが、次の展示までの時間を考えると長い列に並びたくはなし。
エプロンに戻ると既にブルーインパルスの展示は始まっています。ウォークダウンでパイロットが乗り込み、エンジンを始動した辺り。準備が整って、4機編隊での離陸からダイヤモンドダーティローパス、そして5、6番機それぞれのローアングルキューバンとローリングテイクオフ。きっちり始まりましたがその後が続きません。ファンブレイク来ないなーと思ったら、天候偵察中とのアナウンス。雲底低いですからねえ。いわゆる5区分、編隊航過飛行と相成りました。お天道さまには勝てませぬ。デルタ、リーダーズベネフィット、正面からポイントスター、スワン、グランドクロス、ピラミッド、今年から新規に加わったフェニックス、そして〆は左斜め正面からのクリスマスツリー。
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午前中にブルーインパルスの展示飛行が終わるのは珍しいですが、これで帰るお客さんがいたりするので混雑を避ける意味では有効でしょう。他の基地でも実施して欲しいものです。
お弁当で昼飯を済ませて、今の内にお手洗い。列に並んでいたら、何かエンジンかかってる音がするなあ。なんですと、イーグルが小松に帰るですと。これはいかんぞ。
何とかぎりぎり間に合って、離陸直後の低高度での翼振り降りを見る事が出来ました。プログラムには基地クローズ間際のRTBは記載されていましたが、よもやこんな時間にやらかすとは。いやでも面白い試みだと思います。
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地上展示のペトリオットを見たり、その待機車の中に入れてもらって隊員さんの説明を聞かせてもらったり。地上展示の中に、しれっと梅のマーキングをしたF-4がいたりしたのは中々洒落が効いています。その隣に本物の梅のイーグルを敢えて並べてたり。
午後の展示はRF-4の戦術偵察デモから。進入方向を様々に変えて、エプロン地区方向への撮影航過です。高度150mだとファントムの機体は大きいから迫力あるんだな。
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そしてファントムの機動飛行。2機で上がってブレイクから開始。数年後にはもう退役するであろう機体が、そんなことを微塵も感じさせない派手なフライトを展示してくれます。後で整備の人大変なんだろうなあ。
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天気予報ではこの後もう本降りになりそうです。出来れば外来機のRTBを見て帰りたかったのですが、これは諦めた方が良いかな。さくっと荷物をまとめて撤収。このタイミングですと、石岡駅行きのシャトルバスもそれほど待たずに乗る事が出来ました。多少の渋滞はあったのですがバスが迂回路を取ってくれて、1時間ほどで到着。さて電車に乗るかなあと思ったところで特急待ちの某T氏と遭遇。基地内ではお見かけしなかったのですがこんなところで(笑)。
と言うところで今回の百里遠征は無事終了でした。
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