呉艦船めぐり

 ラジオのニュースで、先日就役した「はくげい」が呉基地に入港したとのこと。ほほう、では見に行ってみましょうかと天気予報を確認して朝から呉フェリー乗り場まで。こんな時当てになるのが呉艦船めぐり。朝一の便は1000出港です。

乗船前に並んで説明を聞きます。杖ついた女性がおられたので、先に進んでおいてくださいと係のひとが。いや、だからって関係ないまわりにいた何人かが一緒に移動していったのはどうなんだ。

さて定刻に乗り込んで、2階席後部の左へ。全員が乗り込んでから出港です。

左手、陸揚げされている「かが」、新たな艦首を得た模様。F-35Bに備えた改修が進んでいるのですね。完成が楽しみです。

やまとドックを過ぎて、WAN HAI LINESのコンテナ船と、更に巨大なOCEAN NETWORK EXPRESSのピンクのコンテナ船。でかい、ってそれだけで感動してしまうなあと言う見本。

自衛隊のおふねが並んでいるバースへ。「おおすみ」、どっしりと構えて停泊中。後ろからですとLCACが出入する開閉部がよく見えます。    

その後ろには「あぶくま」と、退役して艦番号も塗りつぶされた「せとゆき」が。「せとゆき」は2015年の一般公開で見せてもらったフネです。

油槽船１号がいます。護衛艦扱いではないので、艦尾に掲げているのは自衛艦旗の日章旗ではなく日の丸。サイズ的には護衛艦に見取りしないですね。そして「とね」、数年内に除籍が予定されている護衛艦。

「しもきた」の艦尾をぐるっと回ると、潜水艦バースに至ります。

今日は11隻いるそうです。第1潜水隊群には12隻所属しているはずですので、出かけているのは1隻だけなのですね。

さてお目当ての「はくげい」、いました艦番号514の表示が真っ白な文字で描かれています。艦尾には艦名も。案内の人いわく、できたてほやほや。まあそうですな。実働任務につくまでには艦番号は塗りつぶされるはずですので、見ることが出来るのは今の内。

潜水艦の何隻かは白煙をあげています。エンジンをかけてバッテリーに充電しているそうで、出港に備えていると言うことかな。

潜水艦バースの対面には音響測定艦「ひびき」ですか。双胴艦。

さて、この辺でUターンして引返します。好天下、桜は満開。お目当ての「はくげい」が見られたので満足。