人混みの中でレンズを振り回すのも面倒なので少し後ろに下がります。この辺で良かろうと腰を据えていると、某O氏とばったり。この方は台湾関係に詳しいのですが、フライトの合間に色々とお話を伺う事が出来ました。ありがたい限り。
で、上がった2機は編隊航過のあとは着陸かと思ったらタッチ&ゴー。何回やってくれるんだと。背中を見せたりお腹を見せたり、中々のサービスぶりです。
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第12飛行教育団、防府基地から飛来するT-7が4機。ダイヤモンドでの航過と、ハイスピードで2機、ダーティ形態で2機がスローパス。
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第13飛行教育団は芦屋から。T-4がやはり4機で。ダイヤモンドで航過後、正面から再度進入。ここで、芦屋基地航空祭で見せたイルミネーションを4機で再演してくれたのですが、うっかり見逃すと言う痛恨のミス。あいたたた。
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基地内を巡回している一日基地指令さんが通りかかりましたが、いや美人ですねえ。何でも2014年ミス日本グランプリの沼田萌花さんとおっしゃるそうです。出身が近くの中津市と言う縁でこの役を受けていただいたとか。
さてF-2が4機上がります。第8航空団の模擬対地射爆撃。進入する方向を変えながら、 小柄なF-2がファインダーからはみ出すくらいに突っ込みを見せてくれます。某O氏の曰く、F-1時代を彷彿とさせる展示飛行だと。遅れて来た航空ファンにとっては羨ましいばかりでもあります。
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次いで航空救難団。いつものレスキューコンビです。が、その前にF-15とF-2が大挙して離陸。混合編隊飛行の準備ですかな。UH-60とU-125が上がって、U-125が先行捜索、UH-60からラペリング降下と、要救助者をホイストで吊り上げ。その間U-125は周辺上空を旋回。いつもながらの息の合った展示です。毎回同じパターンですが、それだけ完成された救難手順だと言う事なのでしょう。積み重ねられた実績がそれを証明していると。
轟音とともに飛来するのはカエル印のF-4、第5航空団による飛行展示。今や世界中を見てもこの機体が機動飛行を披露するのは日本だけでしょう。いずれF-35に代替される事が決まっていますが、可能な限り見て、記録に留めておきたいものです。ちょっと高いかなあとも思うけれどまあそれはそれ。
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先ほど上がった4機ずつの戦闘機が、2機種での混合編隊による航過飛行を展示。最初は8機での編隊。F-2のダイヤモンドを中心に、左右に2機ずつのイーグル。そして4機ずつ、F-2とF-15が順次編隊で航過。その後はF-15がエシェロンからのブレイクと、F-2は少し間隔を空けた編隊からのコンバットピッチ。
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良いフライトでありました。
後方では航空学生によるファンシードリルが始まったようですが、あれは最初からそのつもりで場所を確保しておかないと見るのが難しい。ので、今回は諦めます。一緒に展示飛行を見ていた某O氏は、某T氏に所用があるとのことでドリルを見ているのではなかろうかと推測される彼の人を探しに行かれました。
朝のうちに買って置いた弁当で早めの昼食をお腹に収めて、地上展示でも見ようかなと思ったところでぱらぱらと雨粒が。iPhoneで雨雲レーダーを見ると、どうも午後からはひどくなる一方のような。これは、早めの撤収が正解か。芦屋からの記念塗装のT-4や、今や数少なくなったYS-11を写真収めているとアナウンスが。今後天候悪化の予想につき午後の展示飛行は全て中止、航空祭は13時までで終了との事。通常雨でフライトが無くなっても、航空祭そのものが中断されるのは初めての経験です。しかしそうなると即時撤退が吉。1115にエプロンから離れますが、既に正門出口は行列が出来ています。中止を知らない人たちが入場してくるのでごった返し。それでも30分ほどで駅に到着。そこから更に30分で電車に乗り込む事が出来ました。13時にはホテルに置かせてもらっていたクルマに乗り込んで、帰着が1540。いつになく早い帰還となりました。
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