いずれ行かねばと思いつつきっかけがなくてつい行きそびれていた、先の大戦で沈んだ戦艦、陸奥の記念館。山口県周防大島にあります。つい先日、戦艦武蔵が発見されたとの法があった直後に海上保安庁が柱島沖に眠る陸奥の船影を確認したとのニュースが流れました。陸奥は昭和の時代に一部の船体などが引き上げられましたが、未だに大きな部分が海程に残されています。海保の調査は海図作成のためにこの調査を行ったもので、その結果を陸奥記念館に展示するとの事。良い機会ですので出かけてきました。
広島からですと車で2時間あまり。日帰りにはちょうど良いくらいの距離です山陽自動車道を玖珂で降りて、大島大橋を渡る前に手近な食堂でお昼ご飯。
大橋を渡って、海岸沿いの県道を走る事しばし。そして到着したのが島の東端近く。駐車場は結構広くて余裕があります。車を降りて見渡すと、なんか予想外の屋外展示が。これは、PS-1でしたか。あれ、もしかして展示されているPS-1を見るのは初めてじゃなかったっけ。扉に至る階段はありますが、チェーンがかけられているので機内は公開していないようですね。残念。
さて館内へ。展示資料は、引き上げられた遺物を中心に。爆沈の経緯を探った当時の報道資料や、建造時のワシントン条約を巡るあれこれ、大改修の経緯、引き上げの模様など。復元された居室などを見ると、流石に戦艦だけあって広いものだなあと。
ロビー側に、海保の資料が展示されていました。今の技術なら三次元測定でここまで海底の状況が把握出来るのですね。成程。
以下、一部の写真を。
しかしここはあまり知られていない気もしますが、是非足を運んで見て欲しい場所です。ちょっと不便ではありますが。
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