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2018/06/16

the Finnish Air Force 100th Anniversary Airshow 初日

移動はフィンランド航空にてチケットを取りました。広島羽田、成田ヘルシンキ、ヘルシンキユヴァスキュラ。木曜にフレックスで仕事を早めに抜けて移動開始、成田の宿に終電一本前に入って金曜朝便、ユヴァスキュラにはその日の夕刻に到着。



空港内のトラクターの広告、えらく格好良いんですが。

空港にはこんな展示が。

レンタカーで借りたアパートメントまで。今回の足はセアト・レオン。1Lのターボなので走り出せばまともに使えるけれど、低速のトルクがないので何回かエンストしたのはナイショ。でも最近のクルマはエンストしてもクラッチ踏んでやれば勝手に再始動するから大助かり。

今回の通信手段は現地sim。ヘルシンキ、ヴァンター空港の制限エリア内売店で買えました。制限エリアを出たキオスクで買えるとは事前に調べてたんですが、エリアを出なくても入手できたので一安心。DNA RAJATON PREPAID、お値段€7.9でしたか。€7分が通信に使えてデータ通信無制限。ロックされていますので、simフリー端末にいれてpinを入力する事で有効化されます。一日辺り€0.89。データ通信・通話・SMSができる、はずですが何故かSMSについて日本向けに送信したものが相手に受信されませんでした。相手から送ってもらったSMSは受信できたんですが。通話はフィンランドに持ち込んだ日本の携帯とも日本にいる人の携帯とも出来ました。

晩ご飯だよっと。

宿の近くのスーパー、22時までやってるようで色々助かります。

フィンランド覚書。

  • 水道水は飲んでも大丈夫、結構美味しい。
  • 北欧だけあってこの季節は夜中でも明るい。
  • 英語は大体通じる。人も親切で分からない事があると助けてもらえる事が多い。
  • 屋内では靴を脱いでスリッパか靴下で。
  • ご飯は基本的に美味しい。
  • くまさん印の缶ビールは美味しい。
他のお三方と一緒に行動する予定なので、取りあえず明日の集合だけは確認。先にユバスキュラ入りしていた某O氏と顔を合わせて打ち合わせ、もうちょっと後に到着予定のお二人とはtwitterのDMで合意してもらってOK。

朝8時半に全員集合して、会場に向けて移動です。今回は某O氏のご尽力でプレスの駐車場に停めさせてもらったので大助かり。プレスの受付がどこだよとか(空港のメインビルの中でした)、スポッターズパスの受付がどこだよとか分かりにくいところはありましたが、入場ゲートの人に聞いたりして無事入場。

会場内で日本人らしき方と遭遇したのでちょっと情報交換。その方は前日から来ておられたとの事で、予行の様子などうかがったり。その方とお連れさん、我々含めて日本人が少なくとも6人は来ているようです。読売さんのツアーも募集があったのですがそれらしき団体さんは見かけなかったので、成立しなかったのかな?

午前中のフライトは、スポーツカイトとかモーターパラグライダーとかがメイン。ピッツなんかも飛ぶのですが、まあその辺は適当に流して地上展示を。フィンランドは次期主力戦闘機の選定に入っていて、その候補となるメーカーがブースを出しています。無償でグッズを配ってるのをもらったり。ダッソーが大量にキャップとトートバッグを配っているので、会場内目立つオレンジ色の占有率高し。

地上展示のMiG-21とかDrakenとか。Drakenは実物を見るのは実は初めて。twitterでうっかりクロップトデルタなんて書いちゃったけど、違う違う、ダブルデルタだ。おわびして訂正させて頂きまする。
Drakenの写真。



こちらは飛行展示用のDraken。

MiG-21。

4ヶ国のタイフーンがそろい踏みとか、グリペンとF-35はモックだとか、グラウラーは部隊マークが入ってないけどどうやら部隊配備前の新造機でCFTがついてるとか、地上展示も中々楽しいです。
EA-18Gグラウラー、しかしコンフォーマルタンクはよく見るとテープで貼り付けてあるっぽいので張りぼてではなかろうか。



フーガのコクピット前に鎮座していたマスコット。

午後からのフライトは以下。

12-12: 30
Opening Aid (Air Force) 
ticket jump 
Flying Finns - challenge in the sky: AKK's car racing stars Valtteri Bottas and Kalle
Theme Show Part 1
at 12.35-13.45
12:35 Fokker D.VII 
12:45 Stieglitz 
12:55 Viima 
13:03 Gloster Gauntlet 
13:25 Saab 91D Safir, Woikosken Safir and Valmet L-70 Vinka departments
Theme Show part 2
14.20-16: 20
14:20 Fouga Magister CM.170 couple + solo : Fouga worked as a Continuing Training Engineer in 1958-1988.
14:45 MiG-15 : The aircraft powered by Fougan and MiG-21 in the Air Force was used in the 1960s and 1970s.
14:55 Saab J35 Draken : Air Force's first "all-weather" fighter, the term had nothing to do with flying, but with the weapon system
15:05 Border Guard AW 119 Ke Koala : "Koala drains". The Koala fleet was purchased at the Border Guard in 2010-2011 to replace the AB206 fleet. The copter is a single-engine lightweight helicopter whose performance is significantly better than its predecessor.
15:10 Armed forces NH90 : Working with readiness groups and special forces. Also suitable for control and intelligence tasks as well as civil protection tasks.
15:22 Border Guard AW 119 Ke Koala : E is trying to move low.
15:30 Armed forces Hughes MD500 : In addition to training, the Hughes MD500 Training Helmet (HH) can also be used to drive, inquire, and fly emergency services.
15:40 Valmet L-70 Vinka solo: Finnish Vinka replaced Saab Safir as a primary school engineer in the early 1980's and is still employed.
15:50 Pilatus PC-12 NG : Six Pilatus PC-12 NG (New Generation) was replaced by a long-serving Piper Chieftain in 2010.
15:55 Midnight Hawks Showcase + Hawk Solo : The Air Force's calling card shows a guaranteed and high quality form flight, and the solo performance demonstrates the performance.
Theme Show Part 3
from 16.50 to 18.40
16:50 Hawk and F / A-18 C / D Hornet Performance Comparison and Air Combat: In aircraft trials rarely seen comparisons of two different machine tools. Does Hawk curl more tightly than Hornet, or does a much more powerful Hornet Hawk rotate? 
17:10 Boeing EA-18G Growler 
17:20 Dassault Rafale Dynamic Duo 
17:30 Eurofighter Typhoon 
17:40 Arrival of the plane 
17:45 Saab JAS 39 Gripen C 
17:55 F / A-18 C / D Hornet solo 
18:05 the plane leaves (la) 
18:15 Final decision

某O氏と一緒にスポッターズエリアに入る手もありましたが、ショーセンターから少し離れてるよねと言う事で、おそらくはセンターに近いであろうテレビクルーが陣取る近くの小高い場所に占位。

会場内の人出、日本の航空祭にくらべるとのんびりした感じです。

それでもお昼近くになると、食べ物の屋台にはながーい行列が。オレンジ色が目立ちます。

お昼過ぎにはパラシュート降下でフィンランド国旗をたなびかせたり。
写真。

動画。

紅白に塗り分けたホークが飛んだり。
写真。

Fokker D.VII って一次大戦の頃の機体ですか。複葉機だけあって離陸滑走がすごく短いとか、ループの半径がやたら小さいとか、なるほど格闘戦をこう言う機体でやっていた時代の高性能機ってこんなのだったのか。
写真。




動画。

もう一機別の複葉機、Stieglitz。
写真。

動画。

複数の機体による編隊飛行。
Saab 91D Safir, Woikosken Safir and Valmet L-70 Vinka
写真。




混合編隊。


動画。

今回のエアショーはフィンランド空軍の歴史と言う事です。私としては本命は1420以降のパート2から。

まずはフーガ・マジステール。V字型の尾翼が特徴のこの機体が2機でデモフライトを。フィンランドでもライセンス生産されていたんですね。
写真。





編隊から一機離脱。



動画。

さあそしてMiG-15。…あれ、来ないよ?キャンセル?

気を取り直して、本日の主役はこれだ!フライアブルなドラケンってスウェーデンから来たのかな。地上展示を見たのも初めてなら飛ぶのを見るのも初めて。かくかくした機体が元気に飛んでますなあ。いいなあ。
写真。





動画。


ドラケンの前に離陸していたヘリ、AW119。バケツを下げているところを見ると放水展示ですか。ザバー、と水をぶちまけてくれます。国境警備隊はBorder Guardって言うんですね。
写真。



動画。

陸軍のNH90、結構でかいヘリです。ぐいっと上昇してこっちむいたままホバリング。疲れたなあとカメラを降ろした途端にどばーっと派手にフレアを放出してくれました。待て待て待てー!ちょっと待ってー!
写真。



動画。

陸軍のMD500、カイユースとありますからOH-6だよね。なんか足がすごく長いけど。しかしドアなしで機動飛行見せてくれるのか。元気だなあ。
写真。


動画。

L−70は空軍の練習機。4人乗りでカタチとしてはT-5みたいですね。

ピラタスPC-12。単発の旅客機だけど人員輸送機として使われたのかな。

そしてミッドナイトホークス。プログラムには、+ホークソロとあります。なんだろうと思ってたら、4機の編隊航過の途中で1機が追加で離陸、ソロを展示してくれました。おお、そういう事か。
写真。
4機の離陸後は編隊での展示。






ソロの1機を交えて。コークスクリュー。

交差。

上方へのブレイク。

交差…あ、タイミングが。



正面からのコークスクリュー。




編隊でのローパス。





着陸、お疲れさまでした。


動画。

パート3。ホークとレガシーホーネットがコンビで各1機ずつの2機編隊×2。最初は平行して航過後、これは模擬空戦ですか。面白いけど写真撮るのは辛いぞ。どうやっても2機の絡み撮るのが難しいったら。


衝撃波?空気がゆがんでます。


フレアばらまき!


チェイス。


動画。

そしてグラウラー。増槽×2と訓練弾を複数積んでますからこれは重そう。あまり機動性を披露する展示ではありませんが、グラウラーのデモフライトと言う珍しいものを見せてもらいました。
写真。







ラファールのダイナミックデュオって、ホントに2機上るの?もしかしてミラージュのラメックスデルタみたいなのをラファールでやるの?

進入時の近接度合はデルタほどではありませんでしたが、2機絡んでのデモフライト、迫力あるものでした。
写真。







動画。

そしてお馴染タイフーン。ぐりぐりとよく回ってくれます。
写真。




動画。

あれ、その後またミッドナイトホークスが上がりましたよ。何するのかな。
写真。

いや、なんかエラーがあった様で、グリペンとかホーネットのソロとかのその後のプログラムが中止になってしまった模様。ミッドナイトホークスの4番機、離陸時にタイヤバーストしたらしく、3機が早々に降りてからしばらくして、4番機が降りてきました。皆さん拍手!

某T氏と連絡を取ってみますと、どうやら入り口と反対側にもゲートがあって出られそうだとの事。そっちだとクルマに近いよね言うことでそちらのゲート前で合流。
夕暮れのDraken。

さてユヴァスキュラの街まで帰還。

各自荷物を宿に置いてから、再集合して晩飯。ピザとか手羽先とかステーキとかサラダとか、付け合わせの大量のポテトとか。フィンランドのビールは飲みやすくて美味しいよねと衆目の一致するところであったり。




楽しい晩餐で締めくくって、翌日に備える事にします。

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