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2023/10/07

California International Airshow 2023(Salinas Airshow)

 Fleet week と同じ週末でBirdsが飛ぶのがSalinas で行われるCalifornia International Airshow。名前は立派ですよね、International。確かにカナダからSnow Birds が来るから看板に偽りなし。実はこのチーム、以前から見たいと思ってたのにキャンセルされたりして今回が初見。オラわくわくすっぞ。

レンタカーはマスタング。某T氏にハンドルをにぎってもらっての往路はざっと100マイル。行程のほとんどがフリーウェイです。制限速度前後で巡航、おおよそgoogleさんの言う通り1時間半ほどで到着。開場の9時少し過ぎた辺り。しかし駐車料金が$20いるなら分かりやすく説明しといて欲しいな。サイトにはぱっと見分からなかったぞ。あと、飲料持ち込み禁止も。ゲート前で初めて言われた的な。この日は最高気温が33°まで上がったから水は必須だったけど、中で売ってるのは$5/本で高いの。

さて、会場入りして歩いてみます。展示機は、L-39がいたりサンダーバーズがいたり民間機がいっぱいいたり。会場の端から端まで屋台が並んでいたり賑やかではあります。が、有り体に言って「狭い」。市営空港で定期路線もないようですし、コウノトリ但馬空港でイベントやるようなものですか。いやそれでもバーズやブルーズも飛ぶし、スノーバーズも飛ぶからなあ。

飛行展示のスケジュールは一応出てますが、時間が載ってないんですけど。それでスケジュールと言って良いのか。まあおおむねこの順番で飛ぶみたいですが。あ、OracleのPitsじゃなかったから気がつかなかったけど、御大ショーン・D・タッカーが飛ぶのね。一体何歳まで現役続けるんだろうこの人は。

オープニングは11時から。カナダ国歌とアメリカ国歌でスタートです。

そして離陸するのがRed Bull のヘリと、あれはエッジ540かな。どちらも結構な角度で上がっていきます。そこからジャンパーが飛び出します。エッジのスモークと絡みながら、星条旗を曳いてのパラシュート降下を見せてくれました。

Red Bull のヘリがここからアクロを披露してくれます。回転翼期なのにループもロールもお手のもの。絶対おかしいだろうこの動き。

今日楽しみにしていた展示のひとつが、F-35C。空母艦載機としてのF-35の最後のバリエーション。2019年にFairfordで見損ねた心残りをここで晴らさせてもらいました。シルエットが明らかに違います。A型、B型とは主翼が大きい。けれど変わらぬ軽快さと機動性。派手なアクロ機動はありませんが、バーチカルクライム、ハイスピードパス、360水平旋回、4ポイントロール、お腹ばっくり、ギヤダウンでのスローパス、ハイαでのローパス等々、機体性能をがっつり見せてくれます。C型の採用は現時点でアメリカのみですので、これを見るには渡米しないと出来ません。今回ここまで出かけてきた甲斐がありました。


そしてベアキャットF8FとF-35C×2機との組み合わせでレガシーフライト。


そう言えばF8Fはかつてブルーエンジェルスにも採用されていましたっけ。てことは、スパホからいずれは代替されるのでしょうか。果たして実現するとしても何年後になるのやら。

Jelly Belly にスポンサードされた、Interstate Cadetのコミカルフライト。え、フラップ落とした?大丈夫なの?わざと?タイヤも落とした?何なのこの機体!

お待ちかねショーン・D・タッカー、生ける伝説。T-6 Texanを駆って、垂直にループを、何回転するんですか、元気だねえ。流石にPitsでのアクロバットはもうやらんのかな。2019年のHoustonでのフライトが、最後に見る機会であったか。

ケンタッキー空軍州兵のC-130が離陸します。朝から正面の滑走路に鎮座していた機体です。垂直尾翼のマーキングがハイビジなんだけど、州兵と言えど海外派遣もなくはないよなあ。


Monster Trucksって、ジェットエンジン積んだあれかと思ったらファットタイヤとハイリフトのピックアップでしたか。

そしてExtra330Cのアクロ展示。ただし室屋さんのSCとかLXでのキレッキレのフライト見てると極端な感銘は受けませんが。

P-51、War Birdと呼ばれる大戦機のフライト。英国もそうですが、フライアブルな機体を維持しているのは大したものです。文化の懐が深い。

Snow Birdsが滑走路に出てきました。あー、これが見たかった。カナダからアメリカにもちょくちょく来てるはずなのですが、今まで見る機会がなかったの。あー、編隊の組み方が奇麗でテクニカルなフライトだ。うむ、満足。


さて、トリを務めるはThunder Birds。後方からえらい低く轟音とともに進入。これだけで会場が盛り上がるったら。


しかしここ最近のバーズの展示、空を広ーく使うんだよなあ。去年のネリスで痛感して、今回は魚眼レンズ持って来たけど画角に入れるだけになってしまった。使いこなしが難しいなあ。


昼前後は33°まで気温が上がってどうなることやらと思ったけれど、ピークを過ぎれば過ごしやすい気候で何とか終演まで持ちました。さて宿までもう一度100マイル、今度は私が運転して帰還しましょう。お疲れさまです。

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