ほう、掃海艇の体験航海があるのね。ただし事前申込による抽選か。
往復葉書で応募して、無事当選。朝9時から乗船、受付は8時からとな。えーっと、何時に出ればいいんだ?てか、当日出発はちょっと辛いなこれは。仕方がないので前日仕事終わらせてから出発して前泊かな。急いで宿を検索。
宿に着いたのは21時ごろ。なんかイベントでもあるのかな、団体様がご到着で駐車場は満車、近くのコインパーキングに回されました。まあとにかくゆっくり眠れればよしとしましょう。
受付開始に間に合う時間に起き出して宿を出発。基地近くの施設の駐車場を臨時に借り受けているようですが、あんまり台数はありませんね。早めに来て正解。朝から晴れて気温も高いので、用意したペルチェ素子+空調ファン付きのベストを羽織って麦茶のペットボトルをかばんに入れていざ出陣。
手荷物検査をクリアして、まずは体験搭乗の受付へ。当選葉書を出して、乗船に必要なタグをもらいます。もう乗れますよとのことでフネに行ってみますと、まだだよーとな。その辺り、連携はとっといてもらえると嬉しいな。
ぶらぶらと外からフネをながめたり、グッズのお店を冷やかしたり。あ、なんか煙ってると思ったらミスト撒いてるのか。この暑さだものなあ。冷やっこくて気持ちいいです。
さてそろそろ乗艦開始かな。手前が「とよしま」、奥が「うくしま」。私は「とよしま」組です。タラップを上がって、甲板をうろうろ。積んでるゴムボート、積み下ろしのクレーン、えい航するタイプの掃海具かな。誘導で自走するタイプもあるのね。PAP104MK5、フランス製ですか。上甲板に上がって前まで行ってみますと、前甲板の20mm機関砲が見下ろせます。浮上させた機雷を処分する為のものでしたっけ。
自動車用に較べると、ワイパーモーターが大きいこと。
そうこうする内に、めざしの沖側、「うくしま」が出港準備を始めます。「とよしま」に繋留していたロープを外して、いざ出港。いってらっさい。
動画。
そして「とよしま」も出港準備を開始。陸側の繋留ロープを外してたぐり寄せて、陸から切り離されたところで離岸。まずは後退で出港。
動画。
繋留されている時は、状況に応じていつでも使えるように錨を用意しているそうですが、航行中は巻き上げるとのこと。
動画。
ずいずいっと沖に出てから、方向転換。あ、正面から折り返した「うくしま」がやって来ます。発光信号でご挨拶の往復。まだ午前中ですので「おはようございます」。
さて「とよしま」も折り返します。ここでJM61-M 20mmバルカン砲の操砲展示。一日艇長の号令一下、轟音とともに機関砲弾が、放たれる訳ではありませんね。流石にそれは無理。
動画。
さて、基地までもう少し。入港準備が始まります。繋留ロープをドラムから引き出して甲板上に折り返しながら展開していきます。緑の細めのロープは何だろうと思ってたら、入港時に判明。繋留ロープをいきなり投じるのではなく、柔らかい重りのついた細いロープをまず投げて、それにつないだ繋留ロープを引くのね。なるほど。先に入港している「うくしま」にめざしでつながれます。サイドスラスターで寄せながら、繋留ロープを絞ってたるみを取ってがっつり固定。お疲れさまでした。
全体動画(圧縮してます)。
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