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2015年5月30日土曜日

TCGゲディズ 一般公開 トルコ海軍フリゲート艦

日本とトルコの友好関係の始まりは明治時代にさかのぼる。1887年、小松宮夫妻の訪問に対する返礼として、オスマントルコ帝国海軍のフリゲート、エルトゥールル号が1890年(明治23年)訪日。明治天皇に拝謁後、帰路紀伊半島沖で台風に遭遇し遭難。地元串本の住民が救助に当たるも助けられたのは69名、死亡または行方不明者は600人近かったとされる。

トルコの義理堅さを表す逸話として、1985年のイラン・イラク戦争にまつわるエピソードがあげられる。イラクのフセイン大統領が期限を切ってイラン上空の民間機を含む航空機への無差別攻撃を宣言。イラン滞在の各国国民の退避が始まるも、当時日本の法律では自衛隊の出動は認められず。ナショナルフラッグたる日航も安全が担保されないことを理由の救出便を出さず、200名以上の日本人が空港ロビーに取り残される事態に陥る。ここでトルコが、エルトゥールル号の時の恩を返すとして自国民避難のための便を増便し、これを日本人脱出に充ててくれた。この時脱出するトルコ国民全てが搭乗できず、地続きゆえ陸路で約500名がイランを出たとされる。

トルコには2011年に行った事があるけれど、小学生くらいの子供が東日本大震災のことを心配してくれたことを覚えています。たまたま近くにいた軍人さんが通訳してくれて、ちょっとだけコミュニケーションが出来ました。

それはともかくゲディズ。元は米海軍OHペリー級のフリゲート。退役後、トルコ海軍が購入して近代化改修。VLSや三次元レーダー、リンク16/22等を装備。G級フリゲートと呼ばれる一連の艦艇群の1隻。ゲディズは前籍ジョン・A・ムーアと呼ばれていたそうです。前述のエルトゥールル号慰霊行事が5年に一度行われていますが、今年125周年の行事に合わせての訪日です。串本と晴海に行く前に、下関に入港して一般公開されるとのこと。

0930に現地入りすると、ホストシップを務める海上自衛隊護衛艦、たかなみが入ってくるところでした。
たかなみ入港。

やや離れて右方向から、タグボートに押されてゲディズがやって来るのが見えます。

ゆるゆると接舷して繋留。乗員の皆さんの登舷礼。つか、手を振ってくれてます。
写真。

動画。

なんかゆるキャラもトルコ国旗を振って歓迎。

後ろ姿とか。

"i"を小文字にしたらcoolだ、とか言い出したの誰ですか?

小雨の中、歓迎の式典。来賓の挨拶とか音楽演奏とか。トルコ国歌「独立行進曲」演奏の時、演奏を1番だけで終わったらゲディズ乗員の方々はそのまま続きを歌い続けて、慌てて演奏も再開したと言うどたばたも。
海自からは佐世保総監。

動画。

仕切るは海自佐世保、装備は下関から、でもタラップは呉から。色々大変そうです。


準備中。

特に案内は無いけれどいつの間にか一般公開待ちの行列が出来ていました。ふと見ると、この後式典に向かうためでしょうか。ちょろっとお化粧直し。
写真。


動画。


艦内の準備が出来て、10人位ずつ案内役がエスコートして艦内へ。最近海自の艦艇を見慣れたせいか、こじんまりとしているように感じます。
魚雷発射管。

鐘。

艦首からたかなみを臨む。

甲板にはVLSが8本。現代の戦闘艦としては必須の装備でしょうか。(付けてない最新の艦艇もいますが。)
単装ミサイルランチャー。

こんなもんいじってると、どっかの政党に銃刀法違反だーとか言われるのかな。

乗艦待ちの行列、結構な長さになってます。

艦内のラダーウェルは急角度。裏側はステンレスかな?鏡面になってます。

搭載されている火砲はちょっと小さめ? 例によってオットー・メラーラですよね多分。イラスト付でした。


チャフディスペンサー。

見慣れないパラボラアンテナがありましたが、複数目標追跡用のレーダーでいいのかな。

ヘリのデッキ。

警備の人の肩パッチ。

お昼に近いので、食事の準備をしているのであろう良い匂いが。そう言えばトルコで食ったケバブは美味かったなあ。

とか思いつつ艦内見学終了。日米以外の現役の軍艦は初めてでした。
乗艦証明。

たかなみも公開しているので、こちらも覗いてみます。

ようこそ。

後甲板にはSH-60Kが鎮座。回転翼を折り畳んで。

あ、K型はチャフ・フレアディスペンサが装備されてるんだっけ。聞いてみたら、J型も後期型から付けてるそうで。時代の変遷、状況の変化に応じた装備追加と言うことですか。

艦尾からゲディズを臨む。

ゲディズのお相手としてはたかなみは大きいですねと聞いてみたら、大きさは関係ないよ、とのことでした。全体のスケジュール睨みながら、ホストシップが務まる艦艇をその都度選ぶそうで。海自の護衛艦ならどこの海軍さん相手でもきちんとお仕事してくれるでしょうな。

後ろから見ると砲身が見えないので、一見何か分かりません。ずんぐりむっくり。

たかなみの鐘。

あるかぽーとはちょっとした遊園地になってて、観覧車がぐるぐる回っています。上から艦艇を見下ろす誘惑に勝てず、いい歳したおっさんが一人で観覧車に搭乗。たかなみはサイズと角度的にちょっと厳しいものがありましたが、ゲディズは良い感じで全体を見ることができました。ここって良いロケーションですね。
たかなみと関門橋。

大きさと角度の問題で、たかなみは全体をいれるのがちょっと難しい。


ゲディズはちょうど良い感じに収まりました。

と言ったところで撤収。この後ゲディズは串本で洋上追悼式典と晴海での一般公開に向かうそうです。洋上式典の前に船室に「比叡」「金剛」と名付ける命名式を実施するそうですが、これらはエルトゥールル号の生存者をトルコに送り届けた旧日本海軍の二隻のコルベットの艦名。

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