社長は不在でしたが、他にお客さんがいなかったので番をしておられた方にじっくり色々伺うことが出来ました。キューベルのペダルの構造とか、車体側方のジャッキアップホールとか、高さの足りない車載ジャッキとか、ミッション上のトランクとか、エンジンメンテナンスの苦労とか、ビートルとの互換性とか、運転席と助手席の間の前側にあるジェリ缶収納とか。後輪駆動でも軽量さゆえオフロードの走破性が高いと言われることもあるけれど実際にはジープに遠く及ばないとか、夏の山岳路では気圧で燃調がずれるはパーコレーション起こすはで走らないとか、ブレーキが機械式(ワイヤー駆動)なので効きが悪いとか。
工業製品としては、この2台と一緒に展示されていたジープの方がよっぽど出来が良いと。私の印象でも、メリケン製品って、言っちゃあなんですがそれこそ馬鹿でも使える簡素で頑丈な造りが特徴だと思っています(某戦車アニメでもそんなセリフがありましたな)。だから大量生産に向いていて、物量は正義、にしてしまえる。
詳しい人に聞かせてもらう話は面白いものですが、閉館が17時ですのでぼちぼち退散。また機会があれば来てみたいものです。
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