この日はJICツアーではフリーの一日。オプションとして、もう一日MAKSに行くか、博物館と航空大学巡りを選択出来ます。ここはまあ、まだモニノに行った事がないし他では絶対見られないものがごろごろしてる航空研を選択。MAKSに行く人は4名ほどおられました。
Tu-22。超音速爆撃機。垂直尾翼の根元に2機のアフターバーナー付ターボジェットエンジンを搭載。
Tu-22M(M0)。同じようなネーミングで全然違う機体なので混乱する事おびただしい。ロシア機には良くある事ですが。前脚と爆弾倉カバーは共通だそうですが、それを見つけるのは難しい。F-4ファントムを思わせる空気取り入れ口とか甲冑のようなコクピット。
可変翼を備えた改良型のM3は現役。100周年記念でフライバイを披露。
Tu-16K。Tu-16の派生機、長距離ミサイル搭載型。
M-50。超音速戦略爆撃機。試作に終わったが、フライバイワイヤ技術などは後に生かされたとされる。
Su-100(T-4)。マッハ3クラスの高高度爆撃機の試作機。機体は高速飛行時の耐熱性を得るためチタン合金製。コンコルドやTu-144の様な機首を下げる機構を搭載して低速時の下方視界を確保している。機体の下には模擬弾が転がってます。
Tu-128。全長30mにもなる超音速迎撃戦闘機。
ここで館内展示に。屋外展示とは違ってパネルがロシア語ばっかりなので、博物館のガイドさんから離れるとさっぱり分かりません。
Bi-1。ロケットエンジンの迎撃機。Me-163とほぼ同時期の機体。航続距離の短さからこちらは実用されなかったようです。
Pe-2。「ロシアのモスキート」とも称される爆撃機。
ナニコレ? 超ワイドトレッドのプッシャー式自動車…。フロントダブルウィッシュボーンサス、タイヤは航空機用か?
再び外へ。T-4のそばにはYak-130の試作機が。油圧が抜けて脚が落ちてます。
博物館組は、MAKS行きより少しゆっくり出発。おかげで朝飯に荷物を持ったまま降りずに済みました。がっつりバイキングを食って、忘れ物ないよね?確認してから0800ロビーにて集合。流石に荷物が多いのでこの日は大型バス。キャリーバッグはトランクに入れて移動開始。
移動中に見かけた火力発電所。市内にスチームなども供給しているそうです。
バスはこれ。
移動中に見かけた火力発電所。市内にスチームなども供給しているそうです。
バスはこれ。
モニノのオフィシャルサイトはこちら。到着は0930頃、開館時間ぴったり。まずはトイレと(この先にはない)、売店を。何年か前のRIATでそういうものがあるよと聞かされていた"KISS ME BEFORE FLIGHT"のタグをここで発見。"REMOVE BEFORE FLIGHT"のパロディですが、こんなところで見つけるとは。
ガイドさんの案内で、最初は歴史的航空機の展示されている館内を。大ざっぱに言えば大戦までの歴史的遺産ですね。うむ、申し訳ないけれどあんまり興味の無い領域。ロシア語分からないから展示されてる説明読めない、ってのもあります。ある意味もったいないのは確かですが。
てくてく歩いて、屋外展示エリアへ。
以下、主だった展示機を紹介。
いきなり目に入ってくるのがMi-12。世界一でかいヘリコプター。サイズもさることながら、44tも搭載して飛行したと言いますからとんでもない代物です。
Tu-4重爆撃機。B-29をほぼそのままコピーしたとされる。JICのJさんの解説によると、与圧室を備えたB-29の基本設計は現行機にもほぼそのまま使われているとか。中共の某爆撃機とか。
その隣にはTu-16。主翼根元にエンジンを取り付けた後退翼の双発ジェット爆撃機。ロシアでは退役していますが、中国で生産された同型の轟炸六型(H-6)はまだ現役。
以下、主だった展示機を紹介。
いきなり目に入ってくるのがMi-12。世界一でかいヘリコプター。サイズもさることながら、44tも搭載して飛行したと言いますからとんでもない代物です。
Tu-4重爆撃機。B-29をほぼそのままコピーしたとされる。JICのJさんの解説によると、与圧室を備えたB-29の基本設計は現行機にもほぼそのまま使われているとか。中共の某爆撃機とか。
その隣にはTu-16。主翼根元にエンジンを取り付けた後退翼の双発ジェット爆撃機。ロシアでは退役していますが、中国で生産された同型の轟炸六型(H-6)はまだ現役。
Tu-22。超音速爆撃機。垂直尾翼の根元に2機のアフターバーナー付ターボジェットエンジンを搭載。
Tu-22M(M0)。同じようなネーミングで全然違う機体なので混乱する事おびただしい。ロシア機には良くある事ですが。前脚と爆弾倉カバーは共通だそうですが、それを見つけるのは難しい。F-4ファントムを思わせる空気取り入れ口とか甲冑のようなコクピット。
可変翼を備えた改良型のM3は現役。100周年記念でフライバイを披露。
Tu-16K。Tu-16の派生機、長距離ミサイル搭載型。
M-50。超音速戦略爆撃機。試作に終わったが、フライバイワイヤ技術などは後に生かされたとされる。
Su-100(T-4)。マッハ3クラスの高高度爆撃機の試作機。機体は高速飛行時の耐熱性を得るためチタン合金製。コンコルドやTu-144の様な機首を下げる機構を搭載して低速時の下方視界を確保している。機体の下には模擬弾が転がってます。
Tu-128。全長30mにもなる超音速迎撃戦闘機。
ここで館内展示に。屋外展示とは違ってパネルがロシア語ばっかりなので、博物館のガイドさんから離れるとさっぱり分かりません。
Bi-1。ロケットエンジンの迎撃機。Me-163とほぼ同時期の機体。航続距離の短さからこちらは実用されなかったようです。
Pe-2。「ロシアのモスキート」とも称される爆撃機。
ナニコレ? 超ワイドトレッドのプッシャー式自動車…。フロントダブルウィッシュボーンサス、タイヤは航空機用か?
再び外へ。T-4のそばにはYak-130の試作機が。油圧が抜けて脚が落ちてます。
Yak-23。Yak-15シリーズの最終形態、単発のジェット戦闘機。ジェットエンジンにおまけで翼とコクピットを取ってつけたような。同時期のMiG−15の完成度が高過ぎたため、充分な性能を有しながら主力とはならなかったとされる。
Yak-25。双発迎撃機。
Yak-27R。Yak-25から派生した戦術偵察機。
Yak-28。表示には"Bomber(爆撃機)"とあるけれど、戦闘機じゃなかったっけ?
Yak-36。垂直離着陸機。
Yak-38。Yak-36をベースに開発され、実戦配備された垂直離着陸機。エリア88でも敵側の機体として登場してました。
MiG-9。これも初期の単発ジェット戦闘機。
MiG-15UTI。MiG-15の複座型練習機。
MiG−17。MiG-15の発展型。
MiG−19。超音速のインターセプター。
MiG-21。これは背中の膨らみが大きいから後期モデルかな?
Yak-141。Yak-38の後継VTOLとして開発されるも、ソ連の財政破綻で量産には至らず。その可変ノズル技術はアメリカに渡ってF-35Bに生かされたとされる。
La-250。超音速の高高度迎撃機。外観からして、スホーイやミグとは全然設計思想が違うなあと。
MiG-23。可変翼のSTOL機。コクピットを見られるようになってます。
MiG−25。MiG-23から更にとんがってます。ペレンコ中尉亡命事件で有名になった機体ですね。分解調査によって当該機の性能は洗いざらい米国の知るところとなった。
E-152(Ye-152/ E-166)。高高度迎撃を目的とした試作機。
EPOS(MiG−105)。ブランの前に計画されていた宇宙往還機。
Tu-141。無人偵察ドローンらしいです。その発射機と共に。この機体の技術を元に、標的機としてM-141が開発された、と。
MiG-31。MiG-25の発展型。北極点上空を通過した最初の航空機。現役の機体。
Be-12。対潜用途の水陸両用機。これも現役稼働中との事。
M-17。高高度偵察機。ロシア版U-2、かな。エンジンを双発化したM-55が発展型として開発された。90年に高度記録などを樹立した。
An-22。41の世界記録を持つ、当時最大の輸送機。二重反転ペラ。
奥の方に置かれていた、詳細不明な機体。
この残骸、P-39とありますがよく分かりません。
MiG-29。01の機番が記されています。尾翼下に安定板が。
Su-25。A-10攻撃機のロシア版、と言ったところでしょうか。現役稼働中。
Su-7シリーズ。超音速の戦闘爆撃機。
Su-17。Su-7後継の、可変翼を備えた戦闘爆撃機。
Su-9。超音速迎撃戦闘機。59-62年の間に4つの速度と高度記録を打ち立てた。
Su-11。高性能ではあるが安全性に欠けるとされ、生産数は200機程度。
Su-15。83年に大韓航空機を撃墜してしまった機体として有名。
T6-1。Su-24のベースとなったテスト機。
Su-24。可変翼、並列複座の戦闘攻撃機。
そろそろ集合時間。何人かで記念写真を撮ったりトイレに行ったりもう一度売店を覗いたり。してバスへ。
(モスクワ航空研究所 (国立研究大学) へ続く)
Yak-25。双発迎撃機。
Yak-27R。Yak-25から派生した戦術偵察機。
Yak-28。表示には"Bomber(爆撃機)"とあるけれど、戦闘機じゃなかったっけ?
Yak-36。垂直離着陸機。
Yak-38。Yak-36をベースに開発され、実戦配備された垂直離着陸機。エリア88でも敵側の機体として登場してました。
MiG-9。これも初期の単発ジェット戦闘機。
MiG-15UTI。MiG-15の複座型練習機。
MiG−17。MiG-15の発展型。
MiG−19。超音速のインターセプター。
MiG-21。これは背中の膨らみが大きいから後期モデルかな?
Yak-141。Yak-38の後継VTOLとして開発されるも、ソ連の財政破綻で量産には至らず。その可変ノズル技術はアメリカに渡ってF-35Bに生かされたとされる。
La-250。超音速の高高度迎撃機。外観からして、スホーイやミグとは全然設計思想が違うなあと。
MiG-23。可変翼のSTOL機。コクピットを見られるようになってます。
MiG−25。MiG-23から更にとんがってます。ペレンコ中尉亡命事件で有名になった機体ですね。分解調査によって当該機の性能は洗いざらい米国の知るところとなった。
E-152(Ye-152/ E-166)。高高度迎撃を目的とした試作機。
EPOS(MiG−105)。ブランの前に計画されていた宇宙往還機。
Tu-141。無人偵察ドローンらしいです。その発射機と共に。この機体の技術を元に、標的機としてM-141が開発された、と。
MiG-31。MiG-25の発展型。北極点上空を通過した最初の航空機。現役の機体。
Be-12。対潜用途の水陸両用機。これも現役稼働中との事。
M-17。高高度偵察機。ロシア版U-2、かな。エンジンを双発化したM-55が発展型として開発された。90年に高度記録などを樹立した。
An-22。41の世界記録を持つ、当時最大の輸送機。二重反転ペラ。
奥の方に置かれていた、詳細不明な機体。
この残骸、P-39とありますがよく分かりません。
MiG-29。01の機番が記されています。尾翼下に安定板が。
Su-25。A-10攻撃機のロシア版、と言ったところでしょうか。現役稼働中。
Su-7シリーズ。超音速の戦闘爆撃機。
Su-17。Su-7後継の、可変翼を備えた戦闘爆撃機。
Su-9。超音速迎撃戦闘機。59-62年の間に4つの速度と高度記録を打ち立てた。
Su-11。高性能ではあるが安全性に欠けるとされ、生産数は200機程度。
Su-15。83年に大韓航空機を撃墜してしまった機体として有名。
T6-1。Su-24のベースとなったテスト機。
Su-24。可変翼、並列複座の戦闘攻撃機。
そろそろ集合時間。何人かで記念写真を撮ったりトイレに行ったりもう一度売店を覗いたり。してバスへ。
(モスクワ航空研究所 (国立研究大学) へ続く)
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