会場入りして、今日はそれほど焦らず某I氏と連れ立って地上展示など。詳しい人に解説してもらいながら見て回るのは面白いのです。固定翼機も回転翼機もそれぞれの装備も、この某I氏は実に詳細に語ってくれます。これは実のところガイドが出来るんでないかなあ。
本屋さんとかDVD並べてるところとかお土産の屋台もつらつら眺めつつ小物を買ってみたりしていると、ストリジィのブースらしきテントに遭遇。パイロットの方もいたのでサインをお願いしたり一緒に写真撮ったり。しかしロシアのアクロパイロットの人、恰幅が良いなあ…。
ぼちぼち展示飛行の始まる時間、某I氏は企業ブースへ、私はエプロンサイドへ離脱します。今日のプログラムはこんな感じ。
木曜日はがらがらでしたが、昨日今日はかなりの混雑になってます。入間ほどではないにしろ、日本の航空祭とそれほど変わらないくらい。適当な場所に座り込んで場所を確保。F系が飛ぶにはまだ間があるので弁当の握り飯など広げていると、雲行きがあやしい。確かに天気予報は一時雨。いや昨日もその前も予報は悪かったのですが良い方向に外れていたのに、三日続けてとはいかないようで。降り始めると結構な激しさです。カメラバッグは持参した大きめのゴミ袋に放り込んで、自分は厚手のポンチョをかぶって。予報が正しければその内やむだろうと。下手に動くと却って濡れてしまいそうですし。
半時間ほどで青空が回復。雨の装備をぱたぱたふるって水滴を落として、カメラをセット。程なく、フライトはヘリの放水展示から再開です。
続いてPAK FA T-50、Su-34、Su-35Sが連続して離陸。三機編隊で進入して散開。シャッター押すタイミングを失敗したなあ。せっかくのブレイクなのに。
その後は各機の単独機動飛行を展示。PAK FAはまだまだ本気を見せてくれないつもりのようです。
Su-35S、動画。
Su-34、動画。
PAK FA、動画。
次に押さえたいのはSu-30SM。この時は少し雲の多い空模様でしたが、相も変わらずの如何にもスホーイ一家の飛びっぷりです。
動画。
あ、プログラムと順序が違う。雨のせいで入れ替えたかな? Yak-130が6機のデルタ編隊で航過。あれかな、新しいアクロチーム。今回はこの航過だけかな。
続いてSu-27が4機で進入。前日同様、まずはダイヤモンド編隊で。あ、しかしこの日はループはないのか。雲が増えてきて雲底も低くなったせいですかね。そこから2機ずつに分離しての模擬空戦。模擬とは言えドッグファイトは他では中々見られません。
動画。
バルチック・ビーズも飛ぶ。
動画。
そしてMiG-35。この時は天候も再び回復。基本逆光ですが、角度によっては機体に奇麗に日の光が当たります。
動画。
Y-12F、動画。
Y-12が飛んだ辺りで、あと撮りたいのはロシアンナイツ。なのでトイレ休憩。戻る場所は変えて少し西に移動します。うむ、これは悪くない。航空機と車の競争、六本勝負が見られます。最前列でないので車の方は見え難いですがまあ全体の勝負は分かります。滑走路上、直線のコースを3往復する競争のようですね。車は端まで行くとドリフトでターン。航空機は滑走路上を飛んで、やはり指定ポイントを過ぎてからターンする訳ですが、これは結構きついか。そのまま回り込むと旋回半径が大きくなるばかり、高度を上げて速度を落として方向転換し、今度は位置エネルギーを速度に換えつつ車を追いかけます。固定翼機は厳しいか?いやさかほぼ同成績。ヘリの方が向いてるかと思うけれど直線で追いつけない。最後にMiG-29が意外なほどの旋回性能で勝利を収めて、6本の勝負が終わったところで結果はイーブン。ちなみにこのファルクラム、"CHANNEL ONE RUSSIA"なんて民間のロゴが入った塗装で武装を降ろしているような。宣伝用のデモ機になってるの?現役の戦闘機が?
動画。
そしてお待ちかね、ロシアンナイツ!或いはルースキエ・ヴィーチャズィ。Su-27と言う大型機6機によるアクロバットチーム。この頃になるとそこそこ斜光気味で、東側に回り込んだ編隊に奇麗にお日さまが当たってくれました。最初は奇麗にデルタ隊形を維持してループと水平旋回。正面からの進入で、フレアをばらまいて4機と2機に分離。4機のダイヤモンドで編隊航過と、上方開花で再度フレア。2機での背中合わせのローパス、正面から進入してのクロス、上昇してフレア、更に対進交差を1回、2回、3回。3回目でようやくクロスの瞬間がフレームに収まりました。3番機のソロでの機動が続きます。5機編隊での航過とソロから、編隊の正面からの散開で終了。ごちそうさまでした。
動画。
トイレに行ったりアイスクリームを食って一休みしてから1800集合の3番ゲートに向かった訳ですが。甘かった。パブリックデイ、しかもシャトルバス乗り場のゲートは大混雑。ゲートを出るまでに1時間以上を要しました。結局ツアーメンバーと合流できたのは19時を過ぎた頃。流石に疲れましたです。
私のMAKSはこの日が最後でしたが、ツアーはもう一日続きます。
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