正式名称は、「第13旅団創立25・26周年 海田市駐屯地創設74・75周年 記念行事」だそうです。長い。例年は秋に実施されていましたが、2年分をまとめてこの時期に開催するそうです。自衛隊の一般公開行事は隊側の負担を考えてもいろいろ試行錯誤している雰囲気。地元の理解が必要だという観点から地域住民には来てもらう必要があるし、隊員を集めるための広報としても意味合いも大事。しかしマニアな人たちばっかり来られてもメリット薄いんだろうなあ。
時期がずれてることもあって、この日の開催を知ったのが前日でした。四月最初の週末なので小月に行く予定だったのですが、天気今一つだし、土曜日はこちらに足を向けてみましょうか。記録を確認したら、最後に行ったのは2015年か。10年ぶり、そんなに行ってなかったっけ。
開門は9時。駅からのシャトルバスか、徒歩か、自転車・バイクは駐輪場が使える模様。8時半に北門に到着、徒歩の人と自転車の人、合わせて開門待ち。待ってる間にシャトルバスが入っていったので、中で待機するにしてもあっちの方が早いのかな。
9時過ぎにゲートオープン。スクータを押して駐輪場まで移動。そこにおいて手荷物検査の列に並びます。なんか進みが遅いなあ、と思ったら、自衛隊の手荷物検査としてはこれまでになくきちんとチェックしてました。ファスナー全開して中を黙視、保護ケースに入れてるものはさらに開封。細かいものが複数はいってるカバンは内容物をカゴに開けて全部確認と。うん、危険物の持ち込みを防ぐための手荷物検査ならこれくらいはやって然るべきだよね。入場者が増えると大変そうだから人数は増やしたほうがいいかも知れんけど。
式典会場までてくてく。あー、聞いてはいたけれどひな壇はなくなったのね。あれがあると見通しが利いてよかったのだけれど、古くなると安全性の担保とか組んでばらしての手間もかかるしなあ。センターに高い台座を設置してVIP席、その左右にパイプ椅子を展開しています。後2列には優先席の表示。普通優先席って前に置かないかな。さて、この椅子席って一版入場者も使っていいのか?近くにいた隊員さんに聞いてみたら、前は招待者用だけど優先席表示のイスは大丈夫だよとのこと。ありがとうございます、だけどなんかおかしくないかな。別の隊員さんに聞いてみると、一版入場者用の席はありませんと明確に言われました。うん、それならそれで分かる。
訓練展示で攻められる敵側は右手。ということでしつらえた椅子席の外側に移動。まだ開いていたスペースに位置を確保して待機。しかしここだと、アナウンスがあんまり聞こえなかったり、訓練展示でも赤旗が見えなかったりが後で判明。ちょっと失敗。
10時前から隊員が各部隊ごとに入場し、整列していきます。毎度のことながら壮観です。基地司令が登壇、記念式典が始まって、来賓の挨拶。あ、岸田さんは本人が来てる。現職の総理大臣でなくなって、地元のイベントに顔を出す余裕ができたのかな。
岸田さんの挨拶動画。上空をおそらく取材のヘリコが飛んでて、音声が今一つ聞きづらい。
次いで佐藤正久参議院議員。元陸自の隊長さんというだけでなく、今の海田市の駐屯地司令はイラク派遣時にともに汗を流した間柄だとか。
佐藤さんの挨拶動画。
基地指令の観閲。ここからだと見通しが今一つなのがやっぱりつらい。
動画。
観閲行進に先立って、中国五県の県旗が更新します。
動画。
そして全部隊の観閲行進。
動画。
1130から訓練展示の開始。第13偵察隊第1偵察小隊、オートバイ操縦訓練の展示。
動画。
16式機動戦闘車が3台入ってきました。おそらく今回の訓練展示の主役。
動画。
そして訓練展示、状況開始。バイク部隊の偵察、UH-1によるラペリング、ドーザーの進出、最後は16MCVがカタをつけました。FH-70も74式戦車もいなくなっていくらか訓練の内容も変わったかなあ。
動画。
お疲れさまでした。せっかくの機会なので、顕彰館は見ておきましょう。ここは脱帽が必要、写真撮影禁止。あまり時間をとれませんが、一通り展示を見させてもらって、撤収。明日に備えて小月まで移動です。
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